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グレープフルーツによるアレルギー

2021.12.14

投稿者
クミタス

柑橘類によるアレルギーにおいては、オレンジや温州ミカン、グレープフルーツやレモンなどの例が見られています。
温州みかんとアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2473
ジュースや缶詰、ゼリーなどの加工食品においても症状を引き起こすことがあり、熱耐性のアレルゲンに反応する方などにおいては、症状出現の可能性があります。
缶詰の桃によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4050

また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーを生じることもあり、グレープフルーツによる食物依存性運動誘発アナフィラキシー例として以下報告も見られています。
合宿初日の夕食にとんかつ、おでん、ごぼうサラダ、インゲンの胡麻和え、グレープフルーツを摂取した。食後3時間より部活動の練習を2時間行ったところ、眼瞼・顔面の腫脹と全身の膨疹が出現し、鼻汁、咳嗽、呼吸困難感をきたして救急搬送され、アナフィラキシーショックとして加療された(出典・参照:遠藤瑠璃子 眞壁郁 伊藤倫子 飯島茂子 神﨑美玲 熊谷真知夫 水戸済生会総合病院皮膚科 医療法人明倫会今市病院外科 グレープフルーツによる食物依存性運動誘発アナフィラキシーの1例 )

グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類による作用については以下で掲載しております。
果汁による影響~免疫抑制剤、抗ヒスタミン薬
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3664

グレープフルーツの品種による違いがあるかも含め、今後もアレルギー例、アレルゲンの特徴など掲載していきたいと思います。

オレンジにアレルギー症状がある場合、ほかの柑橘類にもアレルギー反応を示すのか?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1739

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