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Bird-egg 症候群について

2026.02.06

投稿者
クミタス

鳥の羽毛、糞中などに含まれるアレルゲン(血清アルブミン(Gal d 5))に感作し、その後摂食した鶏卵や鶏肉にアレルギー症状が出現するBird-egg syndrome (Bird-egg症候群)については以下にも掲載しております。
鶏卵アレルギー~Bird-egg syndrome のケース
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3318 
羽毛アレルゲンに経気道感作した後、鶏肉を摂食し症状出現したと考えられる例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4440 
いままでに感作源として報告された鳥類:インコ、カナリヤ、オウム、インコ、ハト、ニワトリなど
症状出現の多い食物:アレルゲン(血清アルブミン(Gal d 5)) は卵白よりも卵黄に多く存在し、熱に不安定であるため生、不十分な加熱の鶏卵(特に卵黄)や鶏肉で誘発される
症状:アレルゲンは経気道感作することが多く、アレルゲン曝露後に喘息、鼻炎
鶏卵を摂取した直後に、口腔内のかゆみや違和感、口唇や顔面の浮腫、手掌のかゆみや全身性の蕁麻疹、鼻汁や鼻閉、咳嗽や呼吸困難感などの呼吸器症状、消化器症状など
 
15歳女児。生来鶏卵は症状なく摂取可能であった。15歳で半熟卵を摂取した後に、初めて咽頭違和感と呼吸困難感を自覚し、その後も鶏卵摂取で咽頭違和感や消化器症状出現のエピソードを繰り返した。血清特異的IgE(UA/mL)は卵黄2.17、卵白2.52,オボムコイド0.51、鶏肉0.82であり、インコを飼育し、パジャマに抱いて就寝していた。Bird-egg 症候群を疑いGal d 5を検査したところ、4.07 UA/mLと陽性であった。診断後、インコとの接触を避けることで、鶏卵アレルギーが改善する可能性を説明したが、インコは手放せず、鶏卵の除去も難しく、消化器症状などアレルギー症状を繰り返している(出典・参照:佐川有理子,佐久間弘子,増山郁,嶋恵理子,石綿翔,安藤真有,石綿美紅,上田茉佑,竹田悠佳,鈴木奈緒子,齋藤淳哉,中津秀幸,川崎幸彦  星総合病院小児科,寿泉堂綜合病院小児科,福島県総合療育センター小児科,公立岩瀬病院小児科,県立南会津病院小児科 15 歳で発症したBird-egg症候群の女児例)。

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