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2026.02.08
食物アレルギーにおいては、血液検査(特異的IgE抗体検査)、皮膚プリックテスト、食物経口負荷試験などがありますが、アナフィラキシーの診断における各種検査法の有用性を検討した報告があります。
2010年から2024年にアナフィラキシー疑いで当科を受診し、血中抗原特異的IgE 検査や皮膚テスト、負荷試験を実施し、原因アレルゲンを同定できた患者214名について,診断における各種検査法の有用性を検討した。薬剤アレルギー患者が25名、食物アレルギー患者が151 名、その他 (蜂、ダニ、コチニール、ラテックス、エストロゲン)が38名であった。薬剤性アナフィラキシー患者のうち、皮膚テストが陽性であった患者が19名、負荷試験が陽性であった患者が7名で、 負荷試験を実施した患者のうち皮膚テストが陰性であった患者は3名であった。食物アナフィラキシー患者のうち、血中特異的IgE検査が陽性であった患者が117名、皮膚テストが陽性であった患者が75 名、負荷試験が陽性であった患者が5名で、負荷試験を実施した患者のうち血中特異的IgE 検査や皮膚テストが陰性であった患者は3名であった(出典・参考:小池貴之 千貫祐子 山崎修 島根大学皮膚科 加藤病院 アナフィラキシー 214名の診断法に関する検討)。
上記報告では、アナフィラキシーにおける原因アレルゲンの同定は、血中特異的IgE 検査や皮膚テストで診断可能なアレルゲンと、負荷試験まで実施しなければ診断できないアレルゲンを把握することが重要と示唆しています。
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