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缶詰の桃によるアレルギー

2020.11.07

投稿者
クミタス

果物や野菜の比較的新しいアレルゲンとして、GRP(Gibberellin-Regulated Protain)があり、加熱や消化に強く、まぶたの膨脹、喉の閉そく感、全身症状を引き起こしやすいと見られています。桃果汁1%飲料や桃缶詰のシロップからもGRPが0.015μg/ml、2.2μg/ml検出されており、生の桃でなくても摂取する場合があるところでもあります。
新たな果物・野菜アレルゲン~GRP
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2840

11歳男児では桃の缶詰を給食で摂食した後に、走り回っていたところ、全身蕁麻疹、眼瞼浮腫、呼吸苦を呈して救急搬送され、1年前の遠足でも桃果汁入りゼリーの入った弁当摂取後に走り回った後、強い腹痛と全身蕁麻疹が出現したことがあり、皮膚プリックテストで缶詰の桃、梅干で陽性、臨床経過も含めGRPの関与が疑われています(出典・参照:酒井秀政 村田乃理子 五十嵐健康 静岡市立静岡病院小児科 GRPの関与が疑われる重症缶詰モモアレルギーの11歳男児例)

桃のアレルゲンのうち熱耐性のあるものは、GRP以外にもあり、複数のアレルゲンに反応している可能性もありますが、
桃アレルギーについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1504
缶詰の桃に反応する場合があることにご留意頂くのが良いでしょう。

梅のアレルギーについて
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2946

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