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外用薬に含有の添加剤による接触皮膚炎

2026.06.11

投稿者
クミタス

外用薬中の物質による接触皮膚炎については以下も掲載しておりますが、
外用剤中の物質による接触性皮膚炎~クロタミトン
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3580 
ラノリン、ラノリンアルコールによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3364 
今回は外用薬に含有の添加剤による接触皮膚炎と考えられたケースについて掲載します。
 
64歳男性。下腿の湿疹に対してジフルプレドナート軟膏による外用治療後に重篤な接触皮膚炎症候群を発症した。プレドニゾロン30mg/日および抗ヒスタミン薬内服とベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル軟膏による外用治療を施行し、軽快した。パッチテストにより、原因をジフルプレドナート軟膏と特定し、被験外用薬間の成分比較から原因成分をポリオキシエチレンオレイルエーテルと推定した。外用薬のアレルギー性接触皮膚炎では、被疑薬に共通する有効成分や添加剤を含む薬剤を被験薬としたパッチテストが、原因成分の検討に有用と考えられた(出典・参照:袖本衣代 医療法人社団浅ノ川 浅ノ川総合病院皮膚科 ジフルプレドナート軟膏による接触皮膚炎症候群の1例)。
 
重篤な接触皮膚炎症候群は、局所の皮疹にとどまらず、全身性の紅斑・丘疹・小水疱など広範な皮疹を呈することがあります。上記はステロイド外用薬に含有のポリオキシエチレンオレイルエーテルが原因と考えられたケースになります。原因成分として特定されたポリオキシエチレンオレイルエーテルは非イオン性界面活性剤であり、外用薬に広く使用される添加剤であるため、他剤でも交差反応の可能性があります。ご留意いただければと思います。

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