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レボフロキサシンによる反応

2021.06.16

投稿者
クミタス

クラビット(有効成分:レボフロキサシン水和物)について抗菌薬としてご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、レボフロキサシン服用後に期待しない反応を生じる場合があります。
・薬剤性肺炎
咳、労作時呼吸困難、肺野の浸潤影
・薬疹
全身の瘙痒、発赤、膨疹、呼吸困難感、吐き気、口腔内に限局した多発口内炎
・薬剤性腱障害
など
ニューキノロン系抗菌剤において、シプロフロキサシン、モキシフロキサシンは2環系キノロン、レボフロキサシン、パズフロキサシンは3環系キノロンに該当し、同系のキノロン抗菌剤同士では交差反応が生じやすいとの示唆も見られています。

この限りではありませんが、新しい薬を飲み始めて1~2週間ほどで症状が出現する場合には、アレルギー性の薬疹である可能性も考えられ、薬疹においては薬剤の使用を中止することで症状が良くなってくる傾向があると見られています。
比較的軽度のアレルギー症状が出現した場合に、病院にてごく少量から薬を再投与し、量を増やしていくことで脱感作し得る場合もありますが、薬疹を予防するためには、受診のうえ原因薬、成分が特定されることが重要で、誘発試験の実施を経て、症状誘発可能性のある薬剤の使用を控え、替わりに使用出来る薬剤を使用できることが望ましいところでもあります。
抗菌薬については以下でも掲載しています。
腸内細菌叢と炎症、アレルギー~制酸剤、抗菌薬
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2655

抗がん剤にアレルギー反応を示した方への段階的な投与
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3030

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