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CMC-Naとアレルギー

2026.06.13

投稿者
クミタス

CMC-Na(カルメロースナトリウム)は、医薬品添加物として、点眼薬、内服薬(錠剤の結合剤・崩壊剤)、外用剤、注射剤、バリウム製剤(造影剤)などで、賦形剤(錠剤の形を作る基材)、結合剤(粉末を固めて錠剤にする)、崩壊剤(錠剤が体内で崩れるのを助ける)、増粘剤(懸濁液・点眼薬などの粘度調整)、懸濁化剤(成分を均一に分散させる)、安定化剤(製剤の安定性を高める)として使用されることがあります。
 
要約 68歳女性。左示指腱鞘炎に対しリドカイン(1%キシロカイン®)、トリアムシノロンアセトニド(ケナコルトA®)の腱鞘内注射直後にアナフィラキシーを生じ、原因精査のため当科を受診した。プリックテストではトリアムシノロンアセトニド注射液で陽性、成分プリックテストではカルメロースナトリウム(CMC-Na)が陽性であり、カルメロースナトリウム(CMC-Na)によるアナフィラキシーと診断された。同注射液のアレルギーは複数報告されているが、多くの症例で原因成分はカルメロースナトリウム(CMC-Na)であった(出典・参照:島田未来, 種子島智彦, 栗山加奈 茅ヶ崎市立病院皮膚科 ケナコルトA®に含まれるカルメロースナトリウムによるアナフィラキシーの1例)。
 
カルメロースナトリウム(CMC-Na )は高分子で、粘度が高く局所滞留しやすく、免疫系に認識されやすい面があります。

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