Author クミタスさん
クミタスの運営者。
食物アレルギーのこと、食の安全について、発信していきます。
食物アレルギーの除去食、代替食はクミタス
読み物
2026.05.17
食物蛋白誘発性腸炎患者さんにおいては食物経口負荷試験陽性後に血清TARC値が上昇することがあると報告されています。
血清TARC値測定の有用可能性〜食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4839
ゆで鶏卵黄0.1gの食物経口負荷試験が陰性かつ3-15 gの食物経口負荷試験陽性の方で、誘発症状を伴わない負荷(0.1g)後にTARCが上昇しているか、そのTARC値がより多い負荷量(3―15g)の結果を予測可能か検討した報告について掲載します。
2022年10月から2024年6月に所属施設において、鶏卵黄FPIESの診断または耐性獲得確認目的の、ゆで鶏卵黄OFC(day1は0.1 g,day2 は3―15g)が陽性となり、かつ負荷前後(負荷前および負荷24時間後)のTARCを測定した小児を対象とした。Day1 負荷で陽性の場合、day2負荷は中止した。TARC値の年齢による補正は行わなかった。
結果、ゆで鶏卵黄の食物経口負荷試験16回が解析対象となり、内5回が0.1g陰性かつ15g陽性で、11回が0.1g陽性だった。負荷陽性24時間後のTARC値は16/ 16 の全例で上昇したが、0.1g陰性かつ15g陽性者の0.1g負荷24時間後のTARCは5回全てで上昇しなかった。CRPはTARCと同様の傾向だったが、負荷陽性者のうち2例で上昇しなかった(出典・参照:早野聡,夏目統,伊藤裕,松永真由美,犬塚祐介,加藤由希子,安岡竜平 中東遠総合医療センター小児科,中東遠総合医療センターアレルギー疾患研究センター,浜松医科大学小児科 血清TARC・CRP値で食物蛋白誘発性腸炎(FPIES)負荷試験結果が予測できるか)。
ゆで卵黄 0.1 g の負荷で症状が出なかった子どもでも、15 g では 食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)を発症する例がありますが、 0.1 g 負荷後の TARC・CRP は上昇しないため、少量負荷(0.1 g)で陰性でも、より大きい量(15 g)で症状が出るかどうかは TARC・CRP では予測できないことを示唆しています。
今後も他の報告など掲載したいと思います。
亀田 ソフトサラダ 20枚
68 kcal/1個
45858
はるまま
しょっぱいおせんべいが食…