Refeeding syndrome(RFS)とは、長期間の飢餓や低栄養状態にあった方において急激に栄養、特に糖質を再開した際に生じる、重篤な代謝異常の総称です。
飢餓状態では体内のリン・カリウム・マグネシウムなどの電解質が枯渇し、代謝も抑制されています。この状態で糖質を急に投与するとインスリン分泌が急増し、糖とともに電解質が細胞内へ移動するため、血中のリン、カリウム、マグネシウムが急激に低下します。特に低リン血症はATP産生障害を引き起こし、心不全、呼吸不全、不整脈、意識障害など多臓器不全につながる危険があります。また、飢餓中に不足していたビタミンB1(チアミン)が顕在化し、Wernicke脳症を発症することもあります。
食物蛋白誘発胃腸炎を発症した児において重度の低栄養、飢餓状態に陥り、Refeeding syndrome(RFS)発症へ繋がるケースも見られています。
周産期異常のない女児。完全母乳栄養で出生時から頻回嘔吐あり、生後1か月から血便、下痢が出現した。急性胃腸炎として2週間経過を見られたが,意識混濁のため当院受診,高度脱水を認め入院した。絶食で消化器症状は消失し,食物蛋白誘発胃腸炎が疑われ入院8日目よりアミノ酸乳開始となった。入院14日目に肝機能障害および低リン血症を認め,RFSとしてビタミンB1・リン補充が行われ,改善した。各種検査で他疾患は否定的で,乳アレルゲン特異的リンパ球刺激試験陽性,臨床経過と併せて食物蛋白誘発胃腸炎と診断された。退院後はアミノ酸乳を継続し体重増加良好で,1歳0か月に牛乳5ml負荷試験陰性であり,1歳2か月で100ml/日の摂取が可能となった(出典・参照:南早織,赤松信子,鶴井萌子,笹本武明,千代反田雅子,山崎崇志,山中岳 東京医科大学小児科・思春期科学分野 Refeeding syndromeを来した重症Food protein-induced enterocolitis syndrome 児で寛解まで経過を追えた一例)。
重症の食物蛋白誘発胃腸炎ではRFSに至る可能性がありますが、成人での極端なダイエット後にRFSを発症するケースもありますのでご留意ください。
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