オキアミは釣り餌として使用されることがありますが、日本ではツノナシオキアミ(南極オキアミ(Euphausia superba)) やツマリオキアミ(北太平洋オキアミ(Euphausia pacifica))などが流通しています。オキアミもエビ、カニと同じく甲殻類に分類されますが、ツノナシオキアミ(南極オキアミ Euphausia superba)も、ツマリオキアミ(北太平洋オキアミ Euphausia pacifica)も、オキアミ目(Euphausiacea)オキアミ科(Euphausiidae)に属するのに対し、エビとカニは十脚目でありオキアミと異なります。
ツノナシオキアミ(南極オキアミ(Euphausia superba))のアレルゲンとしては以下などが挙げられます。
ツノナシオキアミ(南極オキアミ(Euphausia superba))のアレルゲン例
・Eup s 1
トロポミオシン 35 kDa
エビアレルギー患者18名(症状があり、ImmunoCAP 陽性)の血清を調べたところ、6名(33%)の血清で、オキアミ抽出物のウエスタンブロットにおいてトロポミオシンに相当するバンドに IgE 抗体の反応が認められた。この6名のうち5名について、精製した nEup s 1 を使ってウエスタンブロットを行ったところ、 全員が陽性反応を示した。オキアミに陽性だった6名は全員、オキアミを食べた際にアレルギー症状を経験していた。
トロポミオシンは甲殻類の主要アレルゲンの1つで、エビ、カニ、オキアミなど多くの甲殻類に存在し、熱や消化に強く、アレルギーを起こしやすい性質があります。
エビとオキアミのトロポミオシンにおいては、アミノ酸配列に相同性(約70〜80%) がありますが、完全一致ではなく、IgE がエビとオキアミの両方に反応する方もいる一方、エビには強く反応するが、オキアミには反応しない方もいます。また、エビとオキアミでは立体構造(エピトープ)が似ている部分もあるものの異なる部分もあり、交差反応は起こり得るが、100%ではないところでもあります。
エビアレルギーについては以下にも掲載しています。よろしければ以下もご覧ください。
エビのアレルゲンの中から
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3355
ダニ舌下免疫療法によりエビアレルギーの症状が軽減した例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3575
タイナイ おこめ食パン
252kcal/100g
29730
あやかば
小麦アレルギーの為、米粉…