Author クミタスさん
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読み物
2025.05.16
アトピー性皮膚炎患者さんにおいては、円形脱毛症を合併することがありますが、
・デュピルマブ(生物学的製剤)投与によりアトピー性皮膚炎に併発した円形脱毛症が改善した例
・ウパダシチニブ(JAK阻害薬)投与によりアトピー性皮膚炎に併発した円形脱毛症が改善した例
なども見られています。
10 代前半男児。1か月前から頭部の脱毛が進み受診。アトピー性皮膚炎についてはステロイド外用薬やデルゴシチニブ軟膏外用薬を継続とし、円形脱毛症に対しては局所免疫療法を開始するも脱毛は進み、治療開始2か月後(9 回施行後)には全頭脱毛となり、眉にも脱毛が拡大した。アトピー性皮膚炎も コントロール不良のため、ウパダシチニブ 15mg を開始した。開始 1 週間後にはアトピー性皮膚炎の改善に加え、わずかだが眉の発毛を認め、1.5 か月後には頭部全体の半分以上に発毛を認めた。そして 4 か月後には一部に脱毛巣を残す程度にまで回復した(出典・参照:鳥山えりか 澤田理絵 新谷友香 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 ウパダシチニブ投与により円形脱毛症の改善を認めた アトピー性皮膚炎の 1 例 )。
「アトピー性皮膚炎と円形脱毛症の発症には共通してJanus kinase(JAK)-signal transducers and activator of transcription(STAT)シグナルが関わるため、両者を合併した患者において、JAK阻害薬(ウパダシチニブなど)は、両疾患の症状を同時に改善すると期待される」との示唆も見られています(出典:アトピー性皮膚炎を合併した難治性円形脱毛症にウパダシチニブが有効であった例)が、今後も情報追記していきたいと思います。
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