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鶏肉による食物依存性運動誘発アナフィラキシー

2020.11.05

投稿者
クミタス

牛肉によるアレルギー、豚肉によるアレルギーについて、以下でも掲載しておりますが
牛肉、牛肉メニューにアレルギー症状がある場合
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3259
牛乳と牛肉にアレルギー症状がある場合
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3431
豚肉によるアレルギー~Pork-cat syndrome、マダニ
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2078
ネコ、イヌアレルギーと肉アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3738
鶏肉による食物依存性運動誘発アナフィラキシーの例も見られています。

14歳女児。アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの既往はないが気管支喘息の既往あり。昼食後の運動時にアナフィラキシー症状が複数回出現していた。共通して摂食していた鶏肉が原因食物に疑われ、血液検査では総IgE136IU/mL、鶏肉特異的IgE 0.10UA/mL未満であった。
鶏肉184g + 運動による誘発試験では陰性、摂取歴から鶏肉160g + みかん + りんご + アスピリン + 運動による誘発試験でも陰性。日常生活でいったん鶏肉を解除したところ、ふたたび鶏肉が原因と疑われる誘発症状を認めたため、負荷を増量し、鶏肉245g + アスピリン + 運動の誘発試験をおこなったところ、アナフィラキシー症状が生じ、アドレナリン投与を要した(出典・参照:東京都立小児総合医療センターアレルギー科 東京都立小児総合医療センター臨床試験料 梶田直樹 森川恵美 横山晶子 平尾恵子 吉田幸一 成田雅美 条件を変えた誘発試験を繰り返して診断に至った鶏肉によるFDEIAnの1例)。

上記においては鶏肉による食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIAn)の例で、摂取量増量 + アスピリン + 運動下で症状誘発が確認されています。鶏肉のアレルゲンとしては、Gal d 7(ミオシン軽鎖)などが挙げられており、鶏肉、鶏卵アレルギーにおいては、以下のケースもありますが、
鶏卵アレルギー~Bird-egg syndrome のケース
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3318
鶏卵アレルギーと鶏肉アレルギー間の関係などについても、また改めて掲載したいと思います。

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