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ポピドンヨードによる皮膚炎

2020.11.19

投稿者
クミタス

一部のうがい薬の有効成分としてもポピドンヨードは含まれていますが、10%ポピドンヨード液は、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒に使用され、色素沈着、水泡形成、びらんなど皮膚障害が生じることがあります。
添付文書にも、大量かつ長時間の接触によって接触皮膚炎、皮膚変色があらわれることがあるため、溶液の状態で長時間皮膚と接触させないこと(本剤が手術時に体の下にたまった状態や、ガーゼ・シーツ等にしみ込み湿った状態で、長時間皮膚と接触しないよう消毒後は拭き取るか乾燥させるなど注意すること)、と記載がありますが、皮膚刺激性があり、湿潤状態 で 30 分以上接触すると、正常皮膚であっても化学熱傷の“イソジン焼け”が生じ得ます。

またポピドンヨードには、粘膜、熱傷部位および新生児の正常皮膚などからよく吸収される特性があり、これらの部位に頻回または広範囲に使用すると、血中ヨウ素濃度が上昇し甲状腺機能異常、代謝性アシドーシスおよび腎不全などの原因になり得るため、低出生体重児や新生児には、正常皮膚であっても 広範囲または頻回の使用を避ける必要があります。

ガーゼに湿らせてしばらく皮膚に貼り付けた状態でいると、皮膚症状を生じる場合もありますので、ご留意ください。

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