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とうがらしによるアレルギー

2019.11.11

投稿者
クミタス

スパイスによるアレルギーの例は、今までにも掲載しておりますが、
スパイスによる反応可能性
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1477
スパイスによるアレルギー~セリ科植物
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3287
報告例は少ないですが、ナス科植物の唐辛子によるアレルギー例の報告もみられています。

16歳女児。11歳からスギ花粉症を発症し、12歳時にモモ缶を摂取しアナフィラキシー症状が出現。14歳時にビビンバ、16歳時に麻婆豆腐を摂食し、全身皮膚紅潮、咽頭閉塞感、呼吸苦、腹痛を認めた。好塩基球活性化試験では唐辛子で陽性反応を示し、食物経口負荷試験では唐辛子125mgを摂取し、咽頭違和感、持続する腹痛を認め、陽性と判断された。
ウエスタンブロッティングでは唐辛子の17kDa付近、8kDa付近に反応するバンドを検出し、モモと患者さんの血液(血清)を処理することによりそれらのバンドは消失した(出典・参照:モモとの交差抗原性を認めた唐辛子アレルギーの1例)。

リンゴ、西洋ナシ、サクランボ、もも、すもも、杏、アーモンドといったバラ科植物は、カバノキ科植物花粉との交差反応性が考えられていますが、ナス科のジャガイモ、シシトウガラシもカバノキ科植物花粉との交差反応性が示唆されています。
上記はGRPであるPru p 7 陽性のモモアレルギー児において唐辛子にアレルギー反応を示しており、交差抗原性が考えられる例ですが、他の報告なども掲載していきたいと思います。

新たな果物・野菜アレルゲン~GRP
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2840

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