食物アレルギーにおける経口免疫療法では、不安、心理的負担を感じることも少なくないところでもありますが、患児自身の思いは、治療継続にどのように影響するのでしょうか?
経口免疫療法中の小中学生66人に,自記式質問紙と半構造化面接による調査を実施。順調群と困難群(プロトコール順守率3割以下またはOIT中断中)に分け、アナフィラキシーや経口免疫療法に対する知識,意欲,不安感,嫌悪感,負担感を評価した結果、順調群(44人,年齢中央値9歳)では,困難群(22人,同10歳)と比較して,知識(97.8% vs. 77.3%,P<0.05)と意欲(93.2% vs. 63.6%,P<0.01)を持つ割合が有意に高かった。不安・嫌悪・負担感は両群で有意差を認めず、順調群でも40%以上の児に不安・嫌悪感があった、との結果報告も見られています(出典・参照:舟木由乙世, 高里良宏, 北村勝誠, 松井照明, 杉浦至郎, 伊藤浩明 経口免疫療法に対する患児の思いが治療継続へ与える影響)。
前向きな説明により、不安払拭、ストレス回避、モチベーション喚起につながり、経口免疫療法下での軽微なアレルギー症状の出現頻度が少なくなる可能性について以下にも掲載しております。こちらも併せてご覧ください。
前向きな説明によりアレルギー症状の出現を抑えられる?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3545
心理的影響と食物アレルギー症状出現
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4072
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