Author クミタスさん
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2026.09.22
植物性食物アレルゲンタンパク質ファミリーには、脂質輸送タンパク質(LTP)、2Sアルブミン、α-アミラーゼ/トリプシンインヒビター、クーピン(7Sグロブリン/11Sグロブリン)、Bet v 1ホモログ、プロフィリンなどが挙げられており、複数種類の植物に共通して含まれていることがあります。
10歳台男性。既往歴:花粉症。現病歴:初診2年前から運動時に呼吸苦や皮疹を生じるようになり、前医で小麦やニンジンの運動誘発アレルギーを疑われていたが、診断に至らなかった。その後も運動時に症状繰り返すため,運動中止を指示され精査目的に当科を紹介された。
検査所見:総IgE 抗体値:3089IU/ml,特異的IgE抗体(CAP-FEIA,UA/mL):ニンジン5.63,小麦0.88,グルテン0,ω-5グリアジン0.1,カモガヤ>100,ハルガヤ>100,シラカンバ85.9,ハンノキ96.6,スギ66.2,ヒノキ21.3,ブタクサ52.4,ヨモギ29.8,
プリックテスト:ニンジン・ホウレンソウ・シラカンバ花粉プロフィリン(Betv2)が陽性.ニンジンの免疫ブロット:プロフィリン(Dauc4)と推測されるバンドなど複数の蛋白に血清IgE抗体結合あり。
経過:運動前のニンジン・青菜除去により、運動可能となった。
本症例はプロフィリン感作によるニンジン・青菜の全身型アレルギーと考えられた(出典・参照:二村恭子 佐藤奈由 青木祐治 野村昌代 中村政志 矢上晶子 藤田医科大学ばんたね病院総合アレルギー科 ホーユー株式会社総合研究所 藤田医科大学先端アレルギー免疫共同研究講座 藤田医科大学総合アレルギーセンター プロフィリン感作ニンジン・青菜運動誘発性アレルギーの1例)。
プロフィリンは植物に広く分布し、食物、植物、花粉間など広範囲に交差抗原性を示すタンパク質で、上記はプロフィリンに感作している方においてニンジンや青菜を食べただけでは強い症状が出ず、ニンジンと青菜の摂食と運動により食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)を生じたケースになります。
プロフィリンの含有量は植物によっても異なり、ニンジン、青菜以外のプロフィリン含有植物に症状出現する可能性もあります。また他の報告なども掲載したいと思います。
ニンジンによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4689
特定原材料8品目不使用 完熟トマトのハヤシライスソース 粉末 6皿分
64kcal/1皿分製品17.5g
51530
あしゅん
アレルギー対応の味付けだ…