
国内での鶏卵による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)においては、卵黄が原因であることが多いところですが
卵黄の消化管アレルギーと特異的IgE値
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4074
中には卵黄と卵白による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)のケースも見られています。卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)と卵黄と卵白による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)では、違いがあるのでしょうか?
2018年4月から2023年1月までに当院にて食物経口負荷試験(OFC)を行い、卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)と診断され、その後、卵白の食物経口負荷試験(OFC)を施行した51症例のうち、卵黄単独の食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)48例と、卵黄・卵白合併食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)3例について後方視的に検討したところ、卵黄の初回摂取月齢の中央値(四分位範囲)は、卵黄単独の食物蛋白誘発胃腸炎群で6か月(6-7か月)、卵黄・卵白合併食物蛋白誘発胃腸炎群で8か月(6-8か月)と差は認められなかったが(p=0.2088)、発症月齢がそれぞれ7か月(7-8か月)、10か月(9-10か月)(p=0.0060)、診断月齢がそれぞれ9か月(8-11か月)、12か月(12-16か月)(p=0.0361)と両群で差が認められた。
また卵黄単独の食物蛋白誘発胃腸炎群では26例(54.2%)が寛解していたが、卵黄・卵白合併食物蛋白誘発胃腸炎群では卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎の寛解例はいなかった(出典・参照:大倉有加 池守悠太 山田聡 下村真毅 谷口宏太 縄手満 小林一郎 高橋豊 KKR札幌医療センター小児・アレルギーリウマチセンター 卵黄単独food protein-induced enterocolitis syndrome(FPIES)と卵黄・卵白合併FPIESの臨床像の比較)
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