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アサリによるアレルギー

2019.11.24

投稿者
クミタス

貝による反応として、食物アレルギー、食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)の例などが見られており、アサリによる食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)の例は以下でも掲載していますが、
貝アレルギー、食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)の例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2823
今回はアサリによるアレルギーについてお送りします。

貝のアレルゲンの1つにはトロポミオシンが挙げられ、相同性に違いがありますが、トロポミオシンがアレルゲンの1つであるエビ、カニ、イカ、タコにも症状出現する場合があります。
アサリアレルギーが疑われた78人の小児の例では、18人がアサリアレルギーと診断され、56人は感作のみで摂取可能、4人は過去に即時型症状を疑われる既往があったが、食物経口負荷試験では症状を認めなかった。18人のうち男児は14人、診断時の年齢中央値は9.9歳で、イカ、タコアレルギーとの合併は11人、甲殻類アレルギーとの合併は12人であった。
症状出現部位としては、皮膚12人、粘膜10人、呼吸器2人、消化器1人は食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)で、軽症は15人、中等症は3人であった、との調査結果が見られています(出典・参照:当科で診断したアサリアレルギー18例の臨床像)。

上記の小児での報告例においては軽症傾向が見られ、イカ、タコアレルギーとの合併が61%、甲殻類アレルギーとの合併が67%と低くはないことも伺えるところでもあります。また成人例や他の貝などについても掲載していきたいと思います。

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