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アナフィラキシーの兆候・初期症状、増悪因子

2019.09.25

投稿者
クミタス

アナフィラキシーにおいて初期の症状や兆候としては、皮膚症状(小児では60%ほど)、呼吸器症状(小児では25%ほど)、消化器症状(小児では5%ほど)が主に挙げられ、皮膚のかゆみ、口腔内違和感、胸部圧迫感、不安感・恐怖感、腹痛、便意などが現れることがあります。

アナフィラキシーを重篤化する背景・因子としては、以下などが挙げられます。
・既往症(喘息、アレルギー性鼻炎、マスト細胞症(肥満細胞症)、うつなどの精神疾患)
・薬剤(βアドレナリン遮断薬、アンギオテンシン転換酵素阻害薬など)
・飲酒
・運動
・急性感染症(風邪など)
・睡眠不足、疲労
・精神的ストレス
・月経前状態
・引っ越し(引っ越し準備期間中から抗原吸入により喘息が悪化することもあります)、イベント、旅行など非日常の活動
・花粉飛散・集積時期
PFAS(花粉ー食物アレルギー症候群)など、花粉が関連するアレルギーにおいて、花粉飛散・集積時期に症状が増悪する可能性があります。

また薬剤アレルギーなどにおいては、アジュバントにより症状が増悪することもあります。
アレルギーにおけるアジュバントの作用
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2693

原因不明のアナフィラキシーである場合もありますが、食物依存性運動誘発アナフィラキシーにおいては、感冒薬や解熱鎮痛薬を内服した場合は運動を避けることが対応策の1つでもあります。初めて摂食する食物の摂食開始時には上記に留意して進められるのも良いかもしれません。

出典・参照:蕁麻疹とアナフィラキシー

食中毒原因菌感染後に消化管アレルギーを発症する可能性も
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3361
急性アルコール中毒と思われたが、アナフィラキシーを起こしていた例
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2486

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