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ピスタチオによるアレルギー 11.4更新

2018.10.04

投稿者
クミタス


現在までにピスタチオの主なアレルゲンには
2Sアルブミン:Pis v 1
7Sグロブリン:Pis v 3
11Sグロブリン:Pis v 2、Pis v 5
などの貯蔵タンパク質が考えられています。

2Sアルブミンは、分子が比較的強い結合で結ばれた安定構造であり、消化されにくく加熱によって低アレルゲン化しにくい面がありますが、ピスタチオのアレルギー有無をみるうえで、重要なアレルゲンとも考えられています。

カシューナッツにアレルギー症状がある方で、ピスタチオにアレルギー症状が出現していない方も見られていますが、ピスタチオはカシューナッツと同じくウルシ科植物であり、ほかにマンゴーもウルシ科に属し、これらに症状出現することもあります。
カシューナッツのアレルゲンの1つ、2Sアルブミンの Ana o 3 の特異的IgE抗体検査は、カシューナッツアレルギー以外にもピスタチオアレルギーの診断材料に有用となり得る可能性を示唆する報告もあります(出典・参照:Savvatianos S,Konstantinopoulos AP,Borgå,A et al. Sensitization to cashew nut 2S albumin, Ana o 3, is highly predictive of cashew and pistachio allergy in Greek children. 2015)。

カシューナッツはペクチンとの交差反応性があるとみられていますが、ピスタチオにアレルギーのある方においてもペクチンにアレルギー反応を示す場合があります。
ペクチンによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2165
 

ピスタチオの加工食品例には以下等があります。主要な原料としてではなく刻んだピスタチオがまぶされたもの、粒状ではなくペースト状で使用された食品などもありますので、ピスタチオにアレルギー症状のある方は、ご留意ください。
・ピスタチオペースト(国内で成人女性でのアナフィラキシー報告例あり)
・ミックスナッツ
・ナッツのはちみつ漬け
・チョコレート
・ナッツドレッシング
・アイスクリーム
・タルト、マフィン、ラスク、クッキー、マカロンなどの焼菓子

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