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パセリによる反応

2021.08.02

投稿者
クミタス

パセリはセリ科に属する植物で、シラカバ花粉抗原に対するIgE抗体が陽性の反応を示し、OAS(口腔アレルギー症候群)の症状のある方の中で、多くはありませんがパセリに症状を自覚している方の存在も見られています。

セリ科に属するスパイス・野菜:フェンネル、コリアンダー、チャービル、ディル、ディルシード、セロリ、キャラウェイ、クミン、パセリ、アニス、アジョアン、みつば、にんじん、明日葉、三つ葉

セリ科に属するスパイス・野菜によるアレルギー例は以下でも掲載しておりますが
スパイスによるアレルギー~セリ科植物
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3287

市販のカレールウでカレーをつくり摂食した後に膨疹が出現、3か月後に同じ市販のカレールウでカレーをつくり摂食した後で全身の膨疹、眼囲、口唇の血管浮腫が出現、気分不良となった32歳男性において、セロリシード、クミン、コリアンダー、フェンネルでの皮膚プリックテストで陽性であったが、パセリ、セロリ、ニンジンは陰性であった報告、
また、外食で激辛カレーとヨーグルトの摂食後などに全身の膨疹、四肢のしびれ感、呼吸困難、下痢、全身倦怠感などがあり、皮膚プリックテストではセロリシード、クミン、コリアンダー、フェンネルで陽性、パセリ、セロリ、ニンジンは陰性であった46歳女性の報告も見られています。
セリ科植物にはスパイスとして使用されるものも多くあり、セリ科のスパイスに症状出現したとみられる方においてセリ科の野菜には症状が出現していない方も見られていますが、セリ科の野菜での症状出現状況について、今後も掲載していきたいと思います。

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