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イギリスにおける表示漏れの多いアレルゲンは?(2016.4~6月)

2016.08.05

投稿者
クミタス

イギリス、アメリカ、オーストラリアにおけるアレルゲン表示漏れ情報はこちらでも掲載していますが、
https://www.kumitasu.com/contents/archive_index/kaisyu

イギリスでの2016年4月~6月における食品回収情報統計報告によると、アレルゲン表示漏れは食品回収全47件中25件(53%)であり、中でも表示漏れが多いアレルゲンは、乳、小麦グルテン、大豆であったと報告しています。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/incidentsapriltojune2016_0.pdf
https://www.food.gov.uk/news-updates/news/2016/15370/fsa-publishes-list-of-incidents-for-april-to-june-2016

2016年1月~3月の4半期での49件の回収事案のうち、24件がアレルゲン表示漏れで、乳の表示漏れが最も多く、2015年の10月~12月)においては回収対象35件中アレルゲン表示漏れは23件(65.7%)、ナッツ、マスタード、乳の表示漏れが多くを占めています。

乳、乳成分は様々な食品に使用されていることもあり、乳は比較的多く表示漏れが発覚しているアレルゲンでもあります。もし微量の乳成分にアレルギー症状がある場合は、イギリスで販売されている海外製品のうち、チョコレート、キャンディ(清涼菓子含む)、焼菓子(クッキー、ケーキ)、ココナッツ製品など乳、乳製品が使用されることが多い食品において乳、乳製品の表示がない場合も、念のため原材料を確認できるのが望ましいでしょう。

参考:乳を含むものはどれか?
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/498

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