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しいたけ皮膚炎とは?

2016.05.30

投稿者
クミタス

しいたけを食べて1~4日後に、背中、腹部、胸部など体幹部分や、腕、脚など全身の皮膚に強い痒みが出現し、掻いた傷が赤くミミズ腫れのように腫れることがあります。
「しいたけ皮膚炎」と診断されることがある皮膚炎で、しいたけを食べたり接触することが原因と考えられています。

「しいたけ皮膚炎」では数日~数週間皮膚症状が続く以外に消化器症状や意識低下などが起こることは少ないとみられています。またアガリクスにも同様の症状出現報告があり、しいたけに含まれる成分、またしいたけやアガリクスに共通に含まれる成分が原因物質である可能性があります。

バーベキュー時などでの加熱が十分でない状態、鍋具材などでの半煮え状態においての症状可能性が指摘されていますが、しいたけエキス、しいたけチップ菓子などの高温加熱調理過程を経た場合においてのしいたけ皮膚炎とされた症例の報告もあります。また乾燥しいたけの戻し汁を飲み続けて20日後に症状が出現したという報告もあり、蓄積することでの症状誘発可能性もあります。

なぜ起こるのか?

まだ明確になっていない点もありますが、しいたけに含まれるレンチンなどの成分、またしいたけやアガリクスに共通に含まれるチロシンなどへの過敏反応や中毒症としての症状として、アレルギー反応とは分けて捉えられてもおり、しいたけ摂取のたびに症状出現するとは限らないともみられています。
ですが、しいたけに接触したり、摂取することなどにより感作し、しいたけにアレルギー反応をおこすことにより、皮膚症状や胃腸症状をおこす可能性もあります。
また、主に職業上、恒常的に一定量のしいたけの胞子を吸入することで喘息発症する例や、喘息の既往のある方が胞子を吸入し発作を起こす場合があります。

アレルギー症状でない可能性もありますが、しいたけを食べたり触ったりした後で、強いかゆみが続く場合は、受診する際にしいたけを食べたことも伝えるのが望ましいでしょう。

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