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代替ミルクとなるタイガーナッツミルクの特徴

2016.03.17

投稿者
クミタス

穀物ミルクの中にもさまざまな種類がありますが、タイガーナッツミルクは、アーモンドミルクのようなツリーナッツミルクではなく、キハマスゲ(ショクヨウガヤツリ)の塊茎(チュファ)の絞り汁で、その絞り汁に砂糖、シロップ、はちみつなどを加えた、オルチャータ・デ・チュファは、スペインのバレンシアなどでもよく飲まれています。
地中海沿岸が原産のキハマスゲ(ショクヨウガヤツリ)は、日本国内において分布拡大していますが、塊茎の小さい野生型であり、雑草として駆除対象となっていますが、食用にする塊茎の大きな栽培品種とは異なるものと言われています。

写真はタイガーナッツの皮なしのピールドタイプになり、ほかに皮つきのオリジナルタイプ、粉末が流通しています。ピールドタイプは水洗いしして、スナックとして食べることはでき、シャリっとした食感、ほのかな甘み、クリーミーさがあります。

タイガーナッツミルクの作り方

ピールドタイプの場合、80gのタイガーナッツを水に12時間漬けた後、取り出して水洗いし、400mlの水と一緒にミキサーに30秒ほどかけ、ナッツミルクバッグやきれいな布巾で絞り出す、または裏ごしすることで、約350mlほどのタイガーナッツミルクが出来上がります。

ピールドタイプのタイガーナッツミルクの出来上がりは、タイガーナッツ濃度が濃くなるとほんの少し茶色が入る乳白色で、とろみや際立ったにおいや癖などはなく、甘さがあり、濃厚さも感じるミルクとなります。砂糖などを加えなくても、飲みやすさを感じます。

タイガーナッツの栄養成分


タイガーナッツの栄養成分
ピールドタイプタイガーナッツ80g(タイガーナッツミルク340lml)でタンパク質3.84g、脂質22.24g、炭水化物48.8g(糖質31.12g、食物繊維17.76g)、ナトリウム9.6mgほどになります。豆乳、アーモンドミルクと比較するとタンパク質は比較的低く、脂質、炭水化物が高い特徴があります。

100mlあたりの比較(概算)
ピールドタイプタイガーナッツミルク:タンパク質1.1g、脂質6.58g、炭水化物14.35g、ナトリウム2.82mg
市販のアーモンドミルク(糖添加なし):タンパク質2.7g、脂質5.4g、炭水化物1.1g/200ml
ナトリウム24.3mg
市販の豆乳(無調整):たん白質4.5g、脂質3.2g、炭水化物1.2g、ナトリウム0mg

タイガーナッツミルクの用途


タイガーナッツは、塊茎の部分を指しますが、同じく塊茎部分を食用にしているものに、じゃがいもがあります。じゃがいものでんぷん質には、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維(レジスタントスターチ)がほぼ同等含まれ、ポテトスターチ、片栗粉(本来はカタクリ)、難消化性デキストリンの原料としての用途もあります。

タイガーナッツにも食物繊維が含まれ、タイガーナッツミルクを使用することで、ミルクの代替としてだけでなく、プリンなどの固めるお菓子づくりに固める用途でも使用できる利点もあります。

タイガーナッツから搾ったミルク、米粉を使用して作ったパンナコッタ風プリンは、でんぷん質のなめらかさを感じる仕上がりに。
レシピはこちらをご参照ください。
https://www.kumitasu.com/contents/recipe/1302

またミルクを搾った後に残るパルプは、乾燥させて揚げ物の衣に、クッキーやスナックづくりにも使用できます。
 

タイガーナッツミルクの長所
・味やにおいに際立った癖もなく飲みやすい
・簡単にお手製でミルクを作ることができる
(ただし一定量以上つくるにはそれなりに出費がともなう。国内流通品で80g包590円(税抜)などになります(タイガーナッツミルク350ml分相当)ので、パルプも活用すると良いかと思います)
・ミルクは加熱して粉と一緒に使用し凝固させる用途にも
・パルプも調理用途はある
 

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