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2015.10.04
創健社 あわめん 200g
あわの麺 200g
創健社 きびめん 200g
きびの麺 200g
創健社 ひえめん 200g
山本 国内産有機白玉粉 110g
サバトン マロンクリーム(加糖) 250g
アリサン バニラエキストラクト
国産吉野本葛 150g
オーサワの本葛(微粉末)
国産吉野本葛
オーサワの本わらび粉
2015年9月は、全体的に小麦代替麺のアクセスが多くありました。
あわめん、きびめん、ひえめんとも、タピオカ澱粉を使用していることもあり、麵の質感としては似ていますが、タピオカ澱粉の配分によっても質感、食感が多少変わります。
原材料の欄に、タピオカ澱粉が先に記載されている商品は、タピオカ澱粉が多めの麵になりますが、麵の弾力性が強くなり、つるつる感が増し、離水しにくくもちもちしっかりした麵になりやすくなります。またタピオカ澱粉が多めの麵の方が比較的安価でより白い色合いになり、ゆで時間が若干少な目でも茹でられます。
ですがタピオカ澱粉が少なめの麵の方が、雑穀が多めになりますので、少し黄色がかった麵になり、雑穀の味わいを感じやすく、雑穀分の栄養摂取量がやや多くなります。お好みでチョイス、使い分けるのも良いかもしれませんね。
「自然芋そば」の「あわの麺 200g」
原材料:タピオカ殿粉、うるちあわ。
創健社 あわめん 200g
原材料:うるちあわ、加工でんぷん(タピオカ)。
あわめんは、とろみを感じる面があり、中華麺やパスタ料理などに合います。
あわときびはアミノ酸組成が似ていますが、きびの方が含まれるタンパク質の中で、プロラミンの割合が多くなります。あわ、きびに含まれるプロラミンは、とうもろこしに含まれるプロラミンと構造が似ているとも言われています。
ひえ、あわ、きびについて
きびめんはパスタ料理、焼きそばにも向いています。
特にタピオカ澱粉少な目の麵で、ゆでた感じで少しボソッとしてしまう場合は、水の量、ゆで時間を少し大目にしてみましょう。
「自然芋そば」の「きびの麺 200g」
原材料:タピオカ殿粉、うるちきび。
創健社 きびめん 200g
原材料:うるちきび、加工でんぷん(タピオカ)。
ひえは、あわときびと比べるとタンパク質の含有量が少ないため、代替食としてより向いているとも言えます。またプロラミンの割合があわ、きびよりも、少なく、風味がきび、あわと比べると少し違いがあります。
ひえめんは、お蕎麦風など和風のサラっとした麺料理に合います。
ゆでた感じでボソッとしてしまう場合は、水の量、ゆで時間を少し大目にしてみましょう。
自然芋そば ひえの麺 200g
原材料:ひえ、加工でん粉(タピオカ澱粉)
創健社 ひえめん 200g
原材料:ひえ、加工でんぷん(タピオカ)。
そして他の人気商品もご紹介します!
バニラケーキミックス 375g
原材料:砂糖、米粉、とうもろこしでんぷん、馬鈴薯でんぷん、とうもろこし粉、ブドウ糖、塩、膨張剤、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、増粘安定剤(増粘多糖類)、バニラ香料。
原材料に卵、乳、小麦不使用で、卵、乳、小麦を使用しなくても作れるケーキミックスです。
https://www.kumitasu.com/products/detail/40736/
そして葛粉、わらび粉へのアクセスも増えました。
葛粉は葛切、葛餅づくりに使用されます。
葛粉で作る和菓子は透明感があるのも魅力ですが、24時間を経過すると白濁してきますので、手づくりの際には、できるだけ早く消費するのが良いですね。
わらび餅は本来はわらび粉から作られるもので、国産の上質な本わらび粉は黒色がかった色をしており、加熱するとさらに黒色になります。そのため、透明なわらび餅は、国産わらび粉100%で作られているのではなく、片栗粉、じゃがいも澱粉、甘藷澱粉、タピオカ澱粉、中国産わらび粉等から作られています。わらび餅粉といった商品もありますが、わらび粉とは別のもので、各種澱粉をミックスした、わらび餅用ミックス粉であることもあります。
わらび粉と葛粉をミックスしてわらび餅をつくることもできます。本わらび粉には、あく(灰汁)も含まれますので、あくに反応するかもしれない方は、少量からお試しください。