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​アドレナリン製剤の使用状況

2026.01.12

投稿者
クミタス

アドレナリン自己注射器を処方されている方における運用状況について、実際の使用状況についての報告から掲載します。
 
2023 年度に当科でAAIを処方された小児96例を対象に、2024 年度の再診、使用、管理状況を後方視的に検討した。また、2023-2024 年度に当院でアナフィラキシーにより入院した小児34例を解析し、処方と使用の実態を評価した。
再診は85例(88.5%)、使用歴は4例(4.2%)、期限切れ所持は11例(11.5%)、再診なしは7例(7.3%)で、入院34例中、初回摂取によるアナフィラキシーは14例(41.2%)、誤食・経口免疫療法関連は20例(58.8%)であった。アナフィラキシー既往のある12例中、アドレナリン自己注射器所持は7例(58.3%)、実際に使用されたのは4例(57.1%)であった(出典・参照:大石賢司,馬場洋介,稲葉真理子,山田啓迪,米山俊之,山崎晋,大塚宜一,東海林宏道,鳥海 俊,稲毛英介,工藤孝広,順天堂大学医学部附属静岡病院小児科,順天堂大学医学部小児科 小児アナフィラキシーにおけるアドレナリン自己注射薬の処方と管理の実態)。
 
期限切れ所持、未使用の方が一定数いらっしゃることが伺えますが、今後、点鼻用アドレナリン製剤などの導入により、注射よりも心理的ハードルが下がり状況が変わることも想定されますが、また点鼻用アドレナリン製剤についても掲載したいと思います。

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