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食物経口負荷試験に際して中止する薬剤

2022.04.06

投稿者
クミタス

食物経口負荷試験の結果に影響すると考えられる薬剤は、食物経口負荷試験に際して、基本的に使用が中止されます。もし食物経口負荷試験の実施日時までの以下時間・日内に使用された場合は、担当医に相談されるのが望ましいでしょう。
尚、吸⼊ステロイド薬、点⿐薬、点眼薬、外⽤薬については中⽌する必要はないとされており、長時間作用性吸⼊β2受容体刺激薬、吸⼊ステロイド薬と長時間作用性吸⼊β2受容体刺激薬を合わせた配合剤、β2刺激薬の貼付剤は中⽌とされていますのでご留意ください。

・ヒスタミンH1受容体拮抗薬  72時間
(アレロック、アレジオン、アレグラ、ディレグラ、アレジオン、クラリチン、ザイザル、ザジテン、ジルテック、セロクエル、タリオン、アタラックス、オロパタジン塩酸塩、ポララミン、クロルフェニラミンマレイン酸塩、セチリジン塩酸塩、ケトチフェン、エピナスチン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩、ロラタジン、エバスチン、エバステル、ビラノア、デザレックス、アゼプチン、ルパフィンなど)

・ロイトコリエン受容体拮抗薬  24時間
(オノン、プランルカスト、キプレス、シングレア、モンテルカストなど)

・β2刺激薬  12時間

・Th2サイトカイン阻害薬  12時間
(アイピーディ、スプラタストトシル酸塩)

・テオフィリン徐放製剤  48時間

・経口ステロイド薬  7~14日
(コートン、フロリネフ、コートリル、デカドロン、デキサメサゾン、レダコート、リンデロン、プレドニゾロン、プレドニン、メドロール、セレスタミンなど)

出典:食物経口負荷試験の手引き2020

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