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野菜と食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)

2024.02.24

投稿者
クミタス

小麦、果実、ナッツによる食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)に関しては、以下にも掲載しておりますが、
小麦による食物蛋白誘発胃腸炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3362
バナナによる食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4043
カシューナッツによる食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1369
今回は野菜による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)について掲載します。

女児にて生後約2か月で、オクラとマグロを摂取。生後 14 か月からガンボスープ(オクラとマグロを使用)を 1 年間定期的に食事の中で摂取していたが、カップ 1/2 のガンボスープを単独で摂取した 2 ~ 3 時間後に再発性の嘔吐と下痢を生じた。女児は 2 時間にわたって約 10 分ごとに 5 回以上の嘔吐を繰り返し、非血性、非粘液性の下痢が約 2 時間続いた。IgE 媒介過敏症を示す皮膚症状や呼吸器症状はみられなかった。後日、女児にガンボスープの材料のオクラとマグロを別々に摂取させたところ、マグロを摂取した後に症状を示さなかったが、オクラを摂取した1時間後に再発性の嘔吐と下痢を生じた。その後、所有するオクラに問題があるかどうかを判断するために、新たに新鮮なオクラを購入し摂取させたが、新しいオクラにおいても嘔吐と下痢という同じ症状を引き起こした。オクラおよびオクラをベースにしたすべての食品を除去した後、3 歳からオクラ入りのガンボスープを少量からゆっくりと再摂取したが、症状は見られなかった(出典・参照:Delayed presentation of food protein-induced enterocolitis syndrome (FPIES) to okra in a toddler)。

食物蛋白誘発胃腸症(FPIES)においては、牛乳、卵黄(鶏卵、うずら卵)、小麦 、米、そば、大豆、ナッツ(カシューナッツなど)、魚(サケ、カレイ、サワラ、カジキなど)、貝(アサリ、ホタテなど)、魚卵(イクラなど)、果実(リンゴ、バナナ、サクランボ、キウイフルーツなど)、肉(鶏肉など)、レバーなどでの報告がありますが、野菜も原因となることがあります。また他の報告なども掲載したいと思います。
食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)の症状程度
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4695
卵黄による食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)における寛解
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2002
ウズラ卵と食物蛋白誘発胃腸炎(FPIES)
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4575

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