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新生児〜乳児期にみられる主な皮膚疾患

2026.06.24

投稿者
クミタス

新生児〜乳児期にみられる主な皮膚疾患としては、以下などが挙げられます。
 
1. 新生児ざ瘡(乳児ざ瘡)
新生児〜生後1か月頃に多くみられ、頬や額に赤いブツブツや小さな膿疱が出現します。
母体由来のアンドロゲン(ホルモン)の影響で皮脂分泌が一時的に増えることが主な原因と考えられています。多くは自然に改善しますが、悪化する場合は医療機関での評価が必要です。
 
2. 乳児脂漏性皮膚炎
生後1〜3か月頃に多く、頭皮に黄色いかさぶた(いわゆる“乳児の頭のフケ”)が付着したり、眉間や顔に赤みが出ます。
皮脂分泌の多さと、皮膚常在菌であるマラセチア属真菌が関与するとされています。
保湿や適切な洗浄で改善することが多く、必要に応じて外用薬を使用します。
 
3. アトピー性皮膚炎
生後2〜3か月以降に発症しやすく、頬の赤み、湿疹、かゆみが特徴です。
皮膚バリア機能の低下が背景にあり、乾燥や刺激で悪化します。
早期からの保湿と適切な治療が重症化予防に重要です。
 
4. 乳児湿疹(新生児湿疹)
新生児〜乳児期に最もよくみられる皮膚トラブルです。
赤み、かさつき、細かいブツブツなどが現れ、軽症であれば保湿中心のケアで改善します。
ただし、じゅくじゅくしたりかゆみが強い場合は治療が必要です。
 
5. おむつ皮膚炎(おむつかぶれ)
おむつ内のムレや尿・便の刺激で、おしりや股の皮膚が赤くただれます。
こまめなおむつ交換や保護クリームが基本ですが、治りにくい場合はカンジダ性皮膚炎が隠れていることがあります。
 
6. 乳児血管腫(いちご状血管腫)
生後数週〜数か月で赤い盛り上がりが出現します。
多くは自然退縮しますが、まぶた・口・気道付近など機能に影響する部位では早期治療が必要になることがあります。

7. 蒙古斑
おしりや背中に青いあざのような色がみられ、日本人に非常に多い特徴です。
通常は成長とともに自然に薄くなります。
 
8. 乳児乾燥肌(皮脂欠乏性湿疹)
生後数か月になると皮膚が乾燥しやすくなり、白い粉をふいたような状態やかゆみがみられます。
皮膚バリアが未熟なため、保湿が重要です。
 
9. 汗疹(あせも)
汗がたまりやすく、首・背中・おむつ部位に細かい赤い発疹が現れます。
衣服の調整や清潔保持で改善します。
 
10. 先天性皮膚疾患
出生時からみられる皮膚の異常で、以下が含まれます。
先天性魚鱗癬、表皮母斑、先天性メラノサイト系腫瘍
これらは専門的な評価が必要です。
 

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