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マスタードによるアレルギー①

2020.07.01

投稿者
クミタス

マスタードはアブラナ科植物になり、ほかにも生の状態で咀嚼して食すると辛味のある大根、からし、わさび、ブロッコリー、カリフラワー、ラディッシュ、カブ、キャベツ(メキャベツ含む)、ハクサイ、クレソン、ケール、コマツナ、チンゲンサイ、ナバナ、タカナ、ミズナ、コールラビ、タアサイもアブラナ科植物になります。
マスタードはEU、カナダなどで表示義務対象のアレルゲンであり、いままでのところで報告されているマスタードのアレルゲンとしては以下が挙げられます。
 
イエローマスタード(Sinapis alba)のアレルゲン
・Sin a 1
分子量:14 kDa
2Sアルブミン
・Sin a 2
分子量:51 kDa
11Sグロブリン
種子
・Sin a 3
分子量:12.3 kDa
LTP
・Sin a 4
13/14 kDa
プロフィリン
 
オリエンタルマスタードのアレルゲン(Brassica juncea (Indian or oriental mustard))
・Bra j 1
分子量:14 kDa
2Sアルブミン
 
Bra j 1とSin a 1 には相同性があるとの示唆もみられており、マスタードの2Sアルブミンにアレルギー反応を示す場合、オリエンタルマスタード、イエローマスタードの両方ににアレルギーを示す可能性があります。
マスタードによるアレルギーにおいては、口腔を中心とした症状、発疹、胃腸症状、呼吸器症状、アナフィラキシー、また急性膵炎に至ったアナフィラキシー例も見られています。マスタードによるアレルギーにおいては、摂食状況からもフランス、スペイン、イタリア、スウェーデンなど海外での症例が多いところですが、またアップデートしていきたいと思います。

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