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岩塩と海塩

2015.01.28

投稿者
クミタス


海塩には、にがりの主成分でもある塩化マグネシウムが多く含まれるのが特徴です。岩塩も山脈の間など大地に存在していた海水がもとになっていますが、海塩と成分は同じというわけではなく、濃縮し堆積する過程でその地域の土壌や環境にも依りますが、様々な成分が含まれ、その成分が色にも表れます。

白色:石灰石、石こう、気泡など
ピンク色:主に鉄、マグネシウムなど
赤色:鉄など
黄色:鉄、塩化カリウム、硫黄など
緑色:緑塩銅鉱など
黒色:土、硫黄、鉄、銅、亜鉛など

岩塩の特徴


岩塩は堆積期間を経て塩化ナトリウムの純度が高いものが多いと言われています。海水が岩塩になる過程で含まれる成分が固形化するタイミングが異なり、深い層にはカルシウム、そしてナトリウム、カリウム、マグネシウムの順に地層に近づくとも言われており、火山の影響や土壌の鉄分も混じることもあり、地域や採掘層によっても含有物が異なります。
色の濃い物は鉱物や不純物も多いため食用より入浴用などに適しています。

岩塩は日本では自然に存在しないと言われていますが、世界全体では、食塩は岩塩、湖塩が原料となるものが2/3を占めています。
岩塩は一度溶解し不純物を取り除く過程を経た精製塩であるのがほとんどになります。精製度合によりますが、鉄、銅、亜鉛、塩化カリウムは岩塩の塊の状態よりも少なくなります(中には塩化ナトリウム以外の成分にほとんど特徴のないものもあります)。

減塩の観点では


減塩を考えるとき、塩化ナトリウムと塩化カリウムのバランスが重要になります。精製塩においては塩化ナトリウムが塩気のもとになり、天然塩には塩化カリウムの塩気も加わります。
ナトリウムは血圧上昇に影響を及ぼすと言われていますが、カリウムは体内のナトリウムを排出する働きがあり、減塩食塩など「減塩」「塩分カット」商品には工業的に塩化カリウムが添加されているものが多く存在します。
ただ、塩化カリウムは体内濃度が高い状態で、高カリウム血症となる場合があり、致死性もあります。腎機能が低下している状態の方は、ナトリウムの制限もですが、塩化カリウム、カリウムの摂取制限の必要があります。天然塩であっても塩化カリウムを多く含むことは、プラスな面ばかりではありませんし、ナトリウムを減らしすぎると低ナトリウム血症にもなり得ます。

塩においてミネラルとはマグネシウムなどを指すことが多いのですが、塩化ナトリウムもミネラルに該当します。
岩塩や海塩のやわらかな塩味や塩化マグネシウムの苦みも旨みともなります。
海塩を元にしたパウダー状の塩、藻塩など様々なものがあります。
日常生活においては塩分過多の傾向がありますので、様々な食品から栄養摂取しながら、加減のうえ料理に合わせておいしい塩を健康的に摂取できると望ましいですね。

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