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目薬によるアレルギー①

2021.02.26

投稿者
クミタス

眼薬(点眼薬)使用下で、眼の周囲の皮膚に炎症が生じることがありますが、
眼薬使用下での眼の周りの皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4022
点眼薬の点眼によりアナフィラキシーショックが起こるこ とがあります。薬剤によるアレルギーにおいては、抗生剤や抗菌剤は比較的発生頻度が高い傾向がありますが、抗生剤や抗菌剤の点眼薬が原因でのアナフィラキシー(キノロン系抗菌点眼薬によるアナフィラキシーなど)、そして添加物が原因となる場合もあります。
また、一部の緑内障点眼剤(β-ブロッカー)は、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、コントロール不十分な心不全患者には禁忌または慎重投与となっていますが、息苦しさ、喘息発作の誘発、また徐脈、失神や抑うつ状態を生じることがあります。

点眼薬に含有の添加物による反応例としては、以下でも掲載しておりますが、
クロルヘキシジングルコン酸塩によるアナフィラキシー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1912
クロルヘキシジングルコン酸塩が原因物質となる場合もあります。また、ムコゾーム点眼液(慢性結膜炎)など、卵白由来のタンパク質を含む点眼薬もありますので、含有物質を確認のうえ、使用できると良いでしょう。

クロルヘキシジングルコン酸塩、クロルヘキシジン塩酸塩含有製剤の使用上の注意~アレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2397

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