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手湿疹について

2021.05.10

投稿者
クミタス

手湿疹については以下でも掲載しておりますが
手湿疹と食物アレルギー発症
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2155
手湿疹においては、複数のタイプに該当するケースもありますが、以下分類もなされています。

・刺激性接触皮膚炎
物理的刺激(日光、温熱、寒冷、乾燥、圧迫、振動などによる刺激)、化学的な刺激(化粧品、洗剤、薬物などによる刺激)が原因となり生じる皮膚炎。手湿疹の7割ほどを占めると見られています。

・化学物質によるアレルギー性接触皮膚炎
低分子の化学物質がタンパク質と結合し抗原性を発揮し、接触部位にかゆみを伴う紅斑や丘疹を誘発します。ニッケル、クロム、コバルトなどの金属、ゴム製品中添加物、洗剤やシャンプー、染毛剤や染髪料中の成分、歯科材料・クラフト材料(レジンなど)中の化学物質などによるアレルギー性接触皮膚炎。洗い残った原因物質が指の間などに残留し、症状が増悪することがあります。

・蛋白質接触皮膚炎(protein contact dermatitis)
即時型アレルギーを主な機序として症状が出現。食物、動物のフケ、尿、花粉、ラテックスなどが原因となり、膨疹、かゆみ、また灼熱感、痛痒さを生じることがあります。

・アトピー型手湿疹
皮膚バリア機能が低下しやすい素因がある方においては、刺激性の手湿疹をおこしやすい面がありますが、虫刺されなどで炎症が生じ、炎症性サイトカインが放出され、アトピー性皮膚炎の増悪、色素沈着が起こることがあります。

また皮膚の状態別で、手のひらや足の裏の皮膚表面の角質が厚くなり、ひび割れを伴うことのある角化型手湿疹、指先や指の腹が乾燥し指紋がみられなくなり、ひび割れを生じることのある進行性指掌角皮症、主に手の甲に貨幣大の円形の湿疹がみられ、強いかゆみを伴う貨幣状型手湿疹、手のひらや手指側縁、足の裏に対称性に小水疱が多発し、強いかゆみを伴い、小水疱は乾燥して落屑し周囲に紅斑を伴う傾向のある再発性水疱型(汗疱型)手湿疹、手のひらや手指全体の乾燥と亀裂が特徴の慢性手湿疹で小水疱は伴わない乾燥・亀裂型手湿疹に分類されることもあります。
個別のケースについては、今後も掲載していきたいと思います。

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