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小麦アレルギー児の大麦アレルギー合併の予測因子

2020.11.24

投稿者
クミタス

小麦にアレルギーがある方での大麦にアレルギーを示す条件可能性
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2510
でも掲載しておりますが、小麦にアレルギーのある方で、大麦にアレルギー反応を示す方の傾向として以下示唆もあります。

うどん10g以下の小麦アレルギー確定例に対し、麦ごはんを用いた大麦の経口負荷試験を施行した46例を後方的に検討したところ、

大麦の経口負荷試験は陽性25例、陰性21例、
特異的IgE抗体値 小麦:陽性の方の中央値は85.6UA/ml、陰性の方の中央値32.7UA/ml
特異的IgE抗体値 ω-5グリアジン:陽性の方の中央値は8.62UA/ml、陰性の方の中央値1.28UA/ml
特異的IgE抗体値 大麦:陽性の方の中央値は38.4UA/ml、陰性の方の中央値6.04UA/ml

小麦の経口免疫療法施行後に大麦の経口負荷試験をした7例全員が陰性であり、ELISAでは小麦sIgEは大麦で阻害されず、大麦sIgEが小麦で阻害された。

小麦アレルギー児の大麦アレルギー合併予測は、小麦、ω-5グリアジン、大麦特異的IgE値が、小麦アレルギー児の大麦アレルギー治療は小麦の経口免疫療法が有用で、小麦、大麦の交差反応性によるものと考えられる。

Author クミタスさん

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