1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

アトピー性皮膚炎における眼合併症

2020.05.21

投稿者
クミタス

アトピー性皮膚炎においては、眼をこすることで眼に合併症を生じることがあります。
2012年~2015年に大学病院皮膚科を受診したアトピー性皮膚炎患者さんのうち、本研究への参加の同意が得られた70人(男性45人、女性25人。4~60歳)140 眼で、問診後に視力、眼圧、細隙灯顕微鏡と眼底検査を行い、アトピー性皮膚炎に関連する眼合併症の有無を調べ、当該院で1991~1993年に同様の方法で調査したアトピー性皮膚炎患者さん280人530眼と比較したところ、。
2012年~2015年に大学病院皮膚科を受診したアトピー性皮膚炎患者さんの対象者のうち
白内障は23眼(16%)で、
1991~1993年に大学病院皮膚科を受診したアトピー性皮膚炎患者さんの対象者のうち
133眼(24%)と比較して有意に少なかった(p<0.05)。

網膜および毛様体裂孔は1991~1993年に受診のアトピー性皮膚炎患者さんの対象者で22
眼(4%)にみられ、2012年~2015年受診のアトピー性皮膚炎患者さんには認められなかった(p<0.01)(ただし治療歴は4眼(2.9%)にみられた)。
網膜剥離は1991~1993年受診群が12眼(2%)で、2012年~2015年受診群にはなかったが(p<0.01)、治療歴は2眼(1.4%)にみられた。なお、免疫抑制薬であるタクロリムス
軟膏は1991~1993年受診群には使用されていなかったが、2012年~2015年受診群では、44人(63%)に使用されていた。
などの報告がありますが、アトピー性皮膚炎に伴う眼合併症の頻度は減少している傾向もみられています。


出典・参照:アトピー性皮膚炎にみられる眼合併症の再検討

COMMENT COMMENT

    {genreName}

      {topics}