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卵黄に症状が出現する場合

2018.07.01

投稿者
クミタス

卵黄を摂食して症状がある場合、
・卵黄に残留・移行する卵白アレルゲンによる食物アレルギー
・卵黄アレルゲンによる食物アレルギー
 (卵黄の主要アレルゲンとして、血清アルブミン Gal d 5 などが考えられています。鳥の羽毛や糞中のアレルゲンに感作し、交差反応性のある Gal d 5 に反応を示す Bird-egg syndrome の場合もあります)
鶏卵アレルギー~Bird-egg syndrome のケース
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3318
・新生児ー乳児消化管アレルギー(新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症)
・好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎
の可能性などが挙げられます。

摂食して時間を経て症状出現する場合は


好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎において、食物が原因の場合は、牛乳、鶏卵、小麦、大豆、ピーナッツ、ナッツ、甲殻魚介類、貝類などが多く、摂取後に好酸球性食道炎では、食道に詰まる感覚、飲み込みにくい、胸やけなど、好酸球性胃炎では腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状があります。
幼児~成人まで幅広い年齢で発症し、好酸球性胃腸炎では気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などアレルギー性疾患の既往のある方での発症傾向も見られています。
特異的IgE抗体反応で陽性になるとは限らず、また症状出現まで時間を要し、原因食物の特定が難しい場合もあります。
好酸球性消化管疾患~好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2494

新生児ー乳児消化管アレルギー(新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症)も皮膚症状、呼吸器症状があまりみられず、嘔吐、下痢、または下血などの胃腸症状が主となりますが、新生児から離乳食早期の発症での疾患になります。新生児ー乳児消化管アレルギー(新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症)においても、特異的IgE抗体反応が陰性、皮膚プリックテスト(SPT)で陰性になることも少なくなく、基本的には陰性であることが多く、アレルギーの即時型反応よりも時間を経てから症状出現する傾向があります。
新生児ー乳児消化管アレルギーの原因食物として卵黄は多くの例が報告されているわけではありませんが、加熱卵でも症状出現し、嘔吐のみを繰り返す例、摂食から90分後、2時間後に症状出現などの例も見られています。
原因食物によっても違いはありますが、2~3歳までに9割前後が耐性獲得できたり、改善するとも見られています。

出典・参照:卵黄固有成分による消化管アレルギーの1例
卵黄による乳児消化管アレルギーと考えられる10か月女児

ほかのケースで


主に成人で見られることのある薬剤性肺障害は、薬剤、サプリメント、健康食品などが原因となり、特に間質性肺炎など肺病変のある方、呼吸機能が低下している方、肺手術後の方、肺への放射線照射歴、腎障害のある方などで、咳、息切れ、呼吸困難などが起こる場合があります。にんにく卵黄での発症例の報告もありますので、日常的に摂取している方はご留意ください。

薬剤性肺障害~自家製薬用酒が原因となることも
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2197

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