ひよこ豆は、ガルバンソ(ガルバンゾー)、エジプト豆、チャナ豆、チェチ、チックピーなどの名称があり、粉末にしたベサン、ひよこ豆を主としたコロッケ風の揚げ物のファラフェル、ひよこ豆を主としペーストにしたフムス(ハマス)などがあります。
ひよこ豆によるアレルギーについては以下でも掲載していますが、摂食機会の多いインドや地中海沿岸域などを中心に、ひよこ豆によるアレルギー報告例が見られていますが、
マメ科植物でのアレルギー反応例 豆のアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1889
現在までにわかっているひよこ豆のアレルゲンとしては以下が挙げられ
・Cic a 1
レンズ豆、エンドウ豆、またマメ科のフェヌグリークとの交差反応の可能性を挙げる報告も見られています。
フェヌグリーク(マメ科)によるアレルギー~ピーナッツとの交差反応性
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4042
アレルゲンコンポーネント(「PR-10」「2Sグロブリン」「7Sグロブリン」「11Sグロブリン」「LTP」「プロフィリン」に該当する)も様々ありますが、マメ科植物の中でも人により症状出現する豆、しない豆が存在するところでもあります。
ひよこ豆の摂食機会の増加とともに国内での発症報告も増える可能性もありますが、今後もマメ科植物によるアレルギーについて掲載していきたいと思います。
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