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ウルシ科植物とアレルギー

2015.06.13

投稿者
クミタス

うるしにかぶれたことがある、という方は結構いらっしゃるように思いますが、うるしかぶれは、うるしに含まれる「ウルシオール」による接触性皮膚炎になり、強い痒みを伴います。
このうるしかぶれは、触った直後ではなく2日後くらいが反応のピークになる点が、即時型アレルギーとは異なります。

ウルシオールに似た相同性のある成分、交差反応性のある成分を含む植物に以下などがあります。
・マンゴールを含むマンゴー(ウルシ科マンゴー属)
・カルドール、アナカルディウム酸を含むカシューナッツ(ウルシ科カシューナットノキ属)
・ビロボール、ギンゴール酸などを含む銀杏の種皮、イチョウの葉(イチョウ科イチョウ属)

食用カシューナッツ商品においては、加工済みであり接触しての皮膚炎症状出現の可能性は低いですが、これらの成分に接触すると接触性皮膚炎、アレルギー性の接触性皮膚炎の症状が出ることがあります。

交差反応性


ウルシ科植物には、マンゴー、カシューナッツにピスタチオが挙げられます。
ウルシ科植物はイチョウ科植物のぎんなんと抗原交差反応があります。
そしてウルシ科植物のマンゴーは、シラカンバ花粉、ハンノキ花粉、キク科のヨモギ花粉と交差反応があり、ラテックスアレルギーとの交差反応もあると言われています。
また、ウルシ科植物間でも交差反応があるものがあります。
そのためウルシに接触性皮膚炎がある場合は、ぎんなん、マンゴー、カシューナッツ、ピスタチオにも反応を示す場合があり、マンゴーに反応する場合は、シラカンバ花粉、ハンノキ花粉、ヨモギ花粉、天然ゴム製品にも反応がある場合があります。

接触性皮膚炎の場合は、素手で触らず唇に付けずに口の中に入れて食べ、汁を皮膚に付けないようにすると、唇や顔の腫れ、痒みが出る可能性は低くなることがあります。
マンゴーの汁が手に付いた状態で、また生のカシューナッツを触った手で顔を触ったりすると、反応する皮膚範囲が広がり、皮膚からの吸収量も増えますので、無意識にも顔を触らないように心掛けるのも良いかと思います。
 

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