花粉が皮膚に接触して皮膚症状が出現することがあり、花粉接触皮膚炎である場合がありますが
花粉接触皮膚炎
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4123
秋に飛散するブタクサ花粉やヨモギ花粉などが原因となり発症することもあります。

発症経緯として風の強い日に秋の高原に行った翌日から眼囲がかゆく紅斑が生じ、鼻孔周囲と外耳道出口付近もかゆくなったケースなどがありますが、空気により伝搬され顔面、頚部などで症状が出現しやすくなる傾向があります。
粉塵、線香なども原因になることもありますが、化粧やマスクの着用が、原因物質の直接接触機会を減らしている場合もあります。
空気伝搬性接触皮膚炎においては、職業上接触機会のある物質が原因で発症することがあり、塗料製品中の物質による発症例などもあります。
職業性のケースも含め今後もアップデートをしていきたいと思います。


夏の終わりから飛散が増えるブタクサ花粉とアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/885
ヨモギ花粉とアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3507
ヨモギ花粉症について
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/2279

出典・参照：角田孝彦 山形市立病院済生館皮膚科 秋の花粉皮膚炎の1例