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骨抜き魚製品に使用された乳成分にアレルギー症状が出現した例

2020.10.29

投稿者
クミタス

骨が抜かれた状態で販売されている魚製品は、一般家庭での購入機会があり、学校給食、外食でも使用されていることがあります。
いままでに結着剤として乳成分、ゼラチンなどが使用されている骨抜き魚製品が見られていますが、
例:
原材料:さんま、酒、食塩、緑茶/トレハロース、酵素、(一部に乳成分を含む)
原材料:さんま/クロレラエキス、pH調整剤、酵素、(一部にゼラチンを含む)
乳アレルギー児において、摂食後にアレルギーを発症した例も報告されています。

4歳の乳アレルギー児(牛乳特異的IgE抗体8.27UA/ml)。幼稚園からの帰宅時に蕁麻疹、咳を認め、抗ヒスタミン薬を内服し近医を受診。喘鳴と酸素化不良あり、アドレナリン筋注を要した。給食で骨抜きさんまを摂取していたが、さんまの皮膚プリックテストで陰性、食物経口負荷試験で陰性であった。

同じ園に通っている4歳の乳アレルギー児(牛乳特異的IgE抗体13.1UA/ml)。給食後に遊んでいた際、全身の蕁麻疹を認め抗ヒスタミン薬を内服し受診、顔面蒼白、活気不良ありアナフィラキシーショックの診断でアドレナリン筋注を要した。さんまは日常的に摂取しており、原因が不明だった。

後に、共通して摂取された骨抜きさんまに乳が含まれていたことが判明し、乳によるアナフィラキシーと診断されています。

さんまに限らず、あじ、いわし、いしもち、かれい、かんぱち、きす、さけ、さば、さわら、たい、たち、たら、ほっけ、ぶり、めばるなどで、小骨が除去され結着剤に酵素製剤、乳タンパク質、魚ゼラチン、卵白、とうもろこし粉などが使用されている場合があります。商品購入時やメニュー確認時にご留意頂くのが良いでしょう。


出典・参照:大和市立病院 国立病院機構横浜医療センター 骨抜き魚に含まれる微量の乳によるアナフィラキシーに至った2例

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