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蜂蜜によるアレルギー 2018.8.11更新

2016.09.06

投稿者
クミタス

蜂に刺傷することでのアナフィラキシーショックの可能性については知られています。含有物質の違い、アレルゲンとなる物質にも依りますが、蜂に関するアレルギー反応においては以下等での可能性があります。
・蜂に刺傷する
・蜂を経口摂取する
・蜂蜜を経口摂取する
・ローヤルゼリーを摂取する
・蜂蜜入りのスキンケア用品を使用する
・プロポリス入り製品を摂取する

蜂蜜におけるアレルゲン


蜂蜜の主な含有物としては、花の蜜、花粉、蜂の生体内に存在する酵素を含む唾液腺や咽頭腺分泌物、ロウが挙げられ、花粉、蜂の生体内に存在する酵素を含む唾液腺や咽頭腺分泌物は主なアレルゲンとなる可能性が示唆されています。

蜂蜜へのアレルギー症状


口腔粘膜内のかゆみなど口腔内を主とした舌がピリピリする、のど・鼻腔が痒い、鼻水が出る、目がかゆい・涙が出る、顔面を中心とした皮膚(顔や首、触った手指)が痒くなる・赤くなる・腫れる、そして血管性浮腫などのアレルギー症状から呼吸困難などアナフィラキシーまで出現可能性があります。
また、スプレー状の蜂蜜を使用していた方において、喘息症状の可能性もあります。

蜂蜜入りボーロを食べた後、皮膚の発赤と膨脹を認、蜂蜜摂取1時間後に全身に紅斑と膨疹を認めた例、蜂蜜による食物依存性運動誘発アナフィラキシーの例の報告などがあります。
アレルゲンとなるタンパク質、ポリペプチドなどによっても異なりますが、蜂蜜にアレルギー症状が出現した方においては、ローヤルゼリーにおいてもアレルギー症状が出現した報告もあり、ミツバチ、スズメバチのアレルゲンにIgE陽性である場合、陰性である場合も見られています。
また、蜂蜜成分入りの美容パックを顔面に使用していた方において、蜂蜜の経口摂取時に、アレルギー症状を出現した、ハチミツの洗顔・パックによる経皮感作の関与が疑われる国内でのケースも報告されています。経皮感作により経口摂取時にアレルギー症状が出現する可能性もありますので、日常的に蜂蜜入りスキンケア用品を使用されている方は、皮膚に異変を感じることがないか、ご留意頂くのが良いかと思います。

アレルギー性鼻炎、花粉症などの症状軽減のために蜂蜜を鼻腔内に入れるなどでの使用をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、蜂蜜にもアレルギー症状を誘発する成分は含まれますので、少しでも異変を感じる場合は、使用中断のうえ受診し相談しましょう。

参照
花粉へのIgE反応とOAS症状出現の程度、症状を発現しやすい食物
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1331
OAS(口腔アレルギー症候群)の原因物質
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/814


出展・参考: 蜂蜜アレルギーの1例
Anaphylaxis caused by honey ingestion in an infant ほか

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