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チャービルによる反応

2023.08.15

投稿者
クミタス

チャービルはフェンネル、コリアンダー、ディル、ディルシード、セロリ、キャラウェイ、クミン、パセリ、アニス、アジョアン、みつば、にんじん、明日葉、三つ葉と同様にセリ科に分類され、サラダ、スープや肉・魚料理、パンなどの風味づけや飾りで、またケーキやデザートなどの飾りでの使用されることがあり、シーズニングやハーブ入りチーズ、野菜入りマフィン、カップデザートなどでも使用されている商品があります。

チャービル摂食によるアレルギー例としては、以下などがあり、

43歳男性。10年前から定期的に自家製チャービルスープを食べていた。チャービルスープを食べた直後に下痢を起こし始め、その後、喉のかゆみ、口蓋垂の腫れ、声の変化なども生じるようになった(生のリンゴ、チェリー、ヘーゼルナッツ、クルミ、生のパセリによる口腔アレルギー症候群の症状も経験していた)。
チャービルにおいて、熱安定性のアレルゲン、LTPの存在可能性を示唆する海外での報告も見られています。
LTP:果物、野菜、穀物のアレルゲンとして広く同定されており、比較的に果皮に多く存在しているアレルゲン

セリ科植物によるアレルギーについては以下もご参照ください。
パセリによる反応
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/1762 
セロリによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/3186 
ニンジンによるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4689 
コリアンダー(パクチー)によるアレルギー
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4636 
フェンネルのアレルゲン
https://www.kumitasu.com/contents/hyoji/4634 

出典・参照:Xavier Van Der Brempt, Jérémie Gras, Karin Nygård, Virginie Leduc.  Garden Chervil ( Anthriscus cerefolium), a novel food allergen

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