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アレルギーSTORY

炎症とケルセチン

2015.02.26

投稿者
Masazumi

Author Masazumiさん

幼少時から特に湿疹にはかなり悩まされてきました。掌蹠膿疱症も発症し、便秘気味でもあります。現在の課題は甘い物断ち。なかなか難しいのです。

症状のある方:私本人。男性。
症状歴:食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症、掌蹠膿疱症
アレルゲン:幼少時は卵。ブタクサ花粉。その他にもある可能性も。

 

元々、ブタクサ花粉が飛散する時期になると発疹し、乾燥する時期になると肌がカサカサしていました。
2年前の夏、ブタクサアレルギーが急にひどく発症し、脚全体に発疹が出て大変な事になりました。熱を帯びてしまい、週末はほとんど寝ている状態でした。
会社内の冷房による冷えや乾燥も影響していたかもしれません。

発疹が出るようになった背景


発疹とは長い付き合いで乳児の頃にも顔から全身に発疹がでていたようです。
幼児期は、卵をなるべく摂取しないようにしていました。
 
小学校に上がり、3年生の夏休みに母の実家(農家)に滞在していた際、発疹の症状が強く出たことを記憶しています。
あくまで個人的に思うことですが、今考えると農薬の散布が発疹に影響を与えたのではないか、と推測しています。
 
小学校高学年になり手首等に発疹が発症、高校生になり顔などにも発症。
20代後半より春秋の花粉で 手の指の関節が割れたり、皮膚がぼろぼろにむけました。
秋には頭皮がフケだらけになったことも。
30代以降は、秋に顔にも発症したこともあり、精神的にも大変な思いをしました。
そして手のひら、足の裏に掌蹠膿疱症が発症したことで、皮膚科に受診し副腎皮質ホルモン軟膏を使用していくことに。治療を継続していくうち、手の皮が薄くなり、熱いものが持ちにくくなってしまいました。

ケルセチンを摂取してみると


発疹には苦労してきたことで、少しでも痒み、炎症を抑える方法がないか、以前から調べるようにしていました。そのなかで目に留まり記憶していたのがケルセチンで、サンフランシスコに出張に行った際に、オーガニックスーパーでケルセチンのサプリメントを見つけ、いざというときのために購入しておいたのですが、2年前のひどくなっていた時期に試してみました。
 
まず、1カプセルにケルセチン800mg、ブロメライン200mg含有のものを1カプセルを飲んでみたところ、20~30分程度で熱が引いてきて楽になってきたことを実感。約8時間持続しました。思っていたよりも即効性があると感じました。
8時間経過すると痒み、炎症などが出てくることもあり、朝、午後、就寝前の3回摂取を継続しながらその後、1回の摂取量を半カプセルしたところ私には同じ効き方、持続時間でした。
 
楽になっている時間は、皮膚の痒みは我慢できる程度になります。極力掻かなくなってくると、痒みと皮膚を掻く負のスパイラルに陥らなくて済むようになってきます。
ケルセチンは、私にとってあくまでも抗炎症的な役割であり、体質が変わることになるとは思えませんが、皮膚のダメージが減ることでQOLの改善になると感じました。
 
いまではケルセチンは毎日摂取ではなく、ひどくなる春と夏の花粉の時期には必ず摂取して皮膚の発疹を抑えています。
その他に現在は、掌蹠膿疱症対策にビオチン、乳酸菌(アシドフィルス菌)を体質改善につながればと就寝前に1カプセル摂取しています。

これからは


もしかしたらほかにもアレルゲンがあるのかもしれないと思うことがあります。特に遅延性のアレルギーの可能性も含め、原因物質をより詳細に検査したいと思っています。
また、長く続くわけではないのですが、便秘がブタクサ花粉の飛散している時期にひどくなるため、これがアレルギー症状と関係するのかも確認しながら、腸内環境をより良くしていくことで炎症がおこりにくいからだづくりに少しでもつながればと思っています。ここのところ心がけていることは、食物繊維の摂取を増やすことです。シリアル(大麦など)を摂取したり、皮膚のコンディションを整えるためにハトムギ酵素をたまに摂取しています。
本当は、甘いモノ断ちをしたいのですが、誘惑に負けてしまい、未だにできていないため、それも今後の課題です(笑)。

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