1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

アレルギーSTORY

思いこまずに対処する必要性

2018.06.10

投稿者
MIWA

Author MIWAさん

成人になってエビ、ホタテを食べて、口の痒み、膨疹や痒み、息苦しさを感じるように。新鮮な生のエビ、ホタテでは自覚しないこともあり、状態把握の必要性を感じています。

大人になってからエビ、ホタテを食べた後に


​26歳の時、旅行先の夕食で生のエビを食べました。その日は少し口の中が痒いかな、という感じだけだったのですが、翌朝の朝食のお味噌汁に、そのエビの頭が出汁として使われていて、少し「におう」と思ったのを憶えています。食後直後はなんともなかったのですが、2時間くらいすると、次第に首や腕の内側にぶわーっと赤い膨らみが広がり、次第に息がしにくくなってきました。この時は、水を飲み、市販の抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)を服用し休んでいると、1時間くらいで楽になってきました。旅の疲れもあったのかもしれません。

しばらく生のエビは食べていませんでしたが、2年くらいした頃、ホタテならば大丈夫だろうと食べたところ、1時間位経ってから蕁麻疹が出てきて、山手線の中で、目が腫れて前が見えなくなるくらいになり、途中駅で降りてタクシーに乗って帰宅しました。

子供のころからアトピー性皮膚炎はありましたが


物心ついた頃からアトピー性皮膚炎がありました。軟膏のステロイド剤をずっと使ってきており、頻繁に黙って皮膚を掻いていたようです。アトピー性皮膚炎は長く続いていましたが、食物アレルギーはなく、12歳のときに血液検査をした時は、アレルゲンはスギのみ陽性と示されていました。26歳までエビ、ホタテ、またほかの食物にも症状を自覚したことはありませんでした。
母と姉に花粉症がありましたが、食物アレルギーはありません。

新鮮なエビ、ホタテの食後には違和感がなかった


それからはエビもホタテも、生では食べていませんでした。特別に食べたいと思わなかったこともあるのですが、家族旅行先の金沢でボタンエビを家族が美味しそうに食べている姿を見て、どうしても食べたくなり、新鮮なボタンエビを食べてみました。なんとなくですが、新鮮なエビだから大丈夫なのではないか?と思ってのことで、恐る恐るでしたが、口に入れて、食べてみて、何も起こりませんでした。食後に皮膚の膨疹も息苦しさもありませんでした。
今では新鮮であれば食べるというスタンスで、エビ、ホタテと付き合い、今のところ症状のない生活を送れています。

思いこまずに対処する必要性


一方、魚にアレルギーがある親類もおり、コラーゲン入りのドリンクを、そのコラーゲンが魚由来だったのを知らずに飲んだ後、嘔吐を伴う激しいアナフィラキシーを起こしたこともあります。
大丈夫だろう、使用されていないだろうと思いこまずに、確認をする、成分表をちゃんと見るということが大切なのだと感じています。
私の場合は、疲れているときに、新鮮でないエビ、ホタテで症状が出やすく、新鮮なものを食べれば大丈夫、と思ってもいますが、次に症状が出た時には、やはりヒスタミン食中毒なのか、もしかして食物アレルギー、または食物依存性運動誘発アナフィラキシーの可能性はあるのか、しっかり診断されたうえで対処していこうと思っています。
 

    {genreName}

      {topics}