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アレルギーSTORY

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前向きに、アレルギーっこ育児!

2014.03.15

投稿者
michi

Author michiさん

5歳の長女は卵・ピーナッツを、3歳の次女は乳製品を除去中。ふたりとも専門医の指導のもと、減感作治療を進めています。1歳の長男は、検査に基づき卵・小麦を除去しながら、少しずつ食のバリエーションを広げているところです。

はじめに

わが家には3人のアレルギーっこがいます。
5歳の長女は卵・ピーナッツを除去しています。3歳の次女は乳製品を除去中。ふたりとも専門医の指導のもと、減感作治療を進めています。1歳の長男は、検査に基づき卵・小麦を除去しながら、少しずつ食のバリエーションを広げているところです。

アレルギーっこ育児がスタートして5年が経ちました。子どもたちにアレルギーはあるものの、毎日わいわい賑やかに暮らしています。
なかなかうまくいかないこともありますが、できるだけ前向きに育児をすることを心がけています。
それは、私なりに「前」を向ける幸せを日々感じているからかもしれません。

アレルギーだとわかるまで

長女は離乳食開始時から顔の肌荒れがありました。皮膚科や小児科でいつも相談していましたが、アレルギーの血液検査は受けませんでした。「検査を受けると、みんな数値を過度に気にして除去しすぎるから(笑)」と医師に言われ、そういうものなのか、と思ってしまっていました。
その頃、大阪から神奈川へ転居。見知らぬ土地で手さぐりで育児をする、不安な日々が始まりました。
その後まもなく、長女が生後9か月のとき。初めて食べさせたゆで卵の卵白でアナフィラキシーを起こしてしまい、食物アレルギーだとわかったのです。

アレルギーって難しい

子育て支援センターやネットで小児科や皮膚科のクチコミを探しては、慣れない町を歩いてまわる中で。医師によりアレルギーの診断や治療方針にかなりの違いがあることを知りました。
除去するアレルゲンの範囲、飲み薬の有無、ステロイド使用への賛否…
 
近所の小児科と皮膚科の指導の通りに薬を飲み、保湿剤を塗っても長女の肌荒れは改善されませんでした。顔の下半分が、掻きむしったかさぶたで真っ赤になり、外出もおっくうになりました。知らない人にまで肌荒れを叱られることも多く、暗く重たい日々。
どうすればいいんだろう。どこへ向かえばいいんだろう。真っ暗な海を小舟でひたすら漕いでいるけれど、いつまでたってもどこにもたどり着けないような感覚でした。

こっちが前だ!

ひょんなことから市内のアレルギー専門医のもとを受診しました。長女の顔を一目見て「何でここまで放っておいたの!」とのお言葉。
当時はとても悲しくて悔しかったけれど、今になってなんとなく分かります。それは、アレルギーについてのプロフェッショナルである「専門医を受診すること」の重要性を示していたのではないでしょうか。
いくらあちこち通院してがんばったとしても、その治療が「正しく」なければ「放っておいた」ことに等しいんだ、と。
 
除去するものは除去して、その専門医にステロイド剤の正しい使い方を教わり、長女の肌はぐんぐん治っていきました。1年半でステロイド剤を使わなくてもキレイな状態を保てるようになりました。
食物アレルギーについては、専門機関に紹介していただき、負荷試験→減感作治療へとつなげることができました。アレルゲンの除去も最小限に抑えられ、徐々に豊かになっていく食卓。
「ああ、よくなってきてる」という初めての実感に、「前に進む」とはこういうことだったんだと分かったのです。
「正しい診断」「正しい治療」とはこういうものだったんだと。
 
そこからはグンと楽になりました。アレルギーっこが2人になっても、3人になっても、あの日々よりはずっと明るいです。
「前」を示して下さる専門医の先生方を信頼して取り組めば、少しずつでも進んでいけるのですから。

ひとりの母親として

こうして、前向きにアレルギーっこ育児に取り組むようになった中で、いろいろとアレルギーっこのための活動があることに気付きました。
「何かしたい」と皆さんを突き動かす原動力は、アレルギーっこをとりまく現状にあるのだと思います。いろんな場面での不便さ、危険性、疎外感…。
 
私もひとりの母親として何ができるかを、日々の暮らしの中で考えるようになりました。
ひとつは、自分の子どもにアレルギーについて教える、ということ。私が学生時代に教育学専攻だったこともあり、どうしたら分かりやすく子どもたちにアレルギーを教えられるのだろう?と個人的な関心もあるのでしょうか。
そのツールとして、昨年「ヤミーちゃん」というアレルギーっこの登場するイラストを描き始めました。
アレルギーっこにありがちな場面や思いをイラストにしていきながら。「食べられない気持ち」や「食べられる喜び」など、私自身も子どもたちのココロを共感できたら、と思います。
長女も来年には小学生。「ヤミーちゃん」が自分で自分のカラダを知り、守るチカラをつけるためのきっかけとなってくれることを期待しています。
将来、アレルギーの有無にかかわらず、いろんな親子に読んでもらえるような「ヤミーちゃん」にパワーアップできたらいいな、と考えています。
 
ひとりの母親としてできること。ふたつめは、信頼できる専門医からの指導をきちんと理解し、エビデンスのある治療により、少しずつでも「治っていく姿」を周りに見せていくこと。
アレルギーについてさまざまな情報や商品のあふれる中、数年前の私のように迷いながら悩みながら育児をしている方も多くいらっしゃると思います。
私たちの「治っていく姿」は、そのような方にとって「前」を知らせる小さな灯りとなるかもしれません。そう信じて、取り組んでいこうと思っています。
 
 
私のこれまでの「アレルギーSTORY」は以上です。
 
大きなことはできませんが、これからも前向きに。私らしく。家族のニコニコ笑顔に囲まれて、アレルギーっこ育児をしていこうと思います!

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