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アレルギーSTORY

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ピーナッツ、ナッツアレルギーとの20年の付き合い

2014.06.03

投稿者
なかた

Author なかたさん

2歳のときにピーナッツにアレルギー反応があることがわかり、その後ナッツ類にもアレルギーがあることがわかる。今も除去中。ピーナッツ、ナッツ類アレルギーで、それほど生活に困ることはないけれど、今後さらにアレルギーが増えるのは避けたい。 22歳の新卒1年目。男性

アレルギーのある人:本人
アレルゲン:ピーナッツ、ナッツ類
年齢:22歳
性別:男性

ピーナッツアレルギーとの付き合い

2歳の時に柿の種を食べて嘔吐したことがきっかけで、食物アレルギーとの付き合いが始まったんだと思います。ほとんどない幼少期の記憶で唯一覚えている衝撃の出来事でした。
ピーナッツがきっかけでしたが、その後、アーモンドでも同じように気持ちが悪く吐き気がすることがあり、ピーナッツ、ナッツ類は食べていませんでした。
母から間違ってナッツの入っているものは受け取ったことはないので、家庭で気をつけていたのだと思います。
 
小学校に入学しても自分では全く食べようとは思いませんでした。小さい頃から「自分が食べられないもの」として認識していたし、むしろあの嘔吐から「大嫌いなもの」と思っていたためです。
 
また、食物アレルギーの友人が周りにもいて、そば、卵、乳製品が食べられない友人らがいたことで、食物アレルギーは非日常、特別なこととはそれほど思っていませんでした。

間違って食べてしまったこと、治したいと思ったことも

間違って食べたことは何度もあります。透明な袋だけの洋菓子で、原材料が書かれておらず、含まれているか判別できない時、外食時に見た目で判断できないような時ですね。
ただ、口にいれた瞬間か、咀嚼した瞬間に一瞬でナッツだと分かるので、すぐに吐き出して口をゆすぎにいきます。
ですが、中学生くらいの時に、1度アレルギーを克服しようとピーナッツの入ったチョコアイスを食べたことがあります。その時はやはり撃沈してしまった(気持ちが悪く、吐き気がした)ため、やはり食べられないんだなと感じたことがあります。
 
今でも食べていないのですが、「アーモンドチョコレートって食べれる人は美味しいんだろうな~」とか思ったりしてます。
よく申し訳ないと思うことは、先輩や友人からのお土産です。お土産にピーナッツが入っていることがよくあり、自分がピーナッツアレルギーだと知らない先輩などからもらった時は、気持ちは頂きたいので受け取りますが、結局食べれないで他の人にあげたりすることがあります。申し訳ない。。。

これからのこと

とにかくいまは口に含まないために、ピーナッツが基本的に入る可能性のある食べ物に関しては無意識にチェックしています。チョコレート、アイス、洋菓子、煎餅、スナック菓子は基本的にチェックします。
 
ですが、僕自身はそれほど生活に困ることではないため、さほど不満はないです。
 
しかし、いつ自分が他のアレルギーを発症して、さらに毎日食に気を遣いながら生活するようになるかは分かりません。
 
最近ようやく、販売されている食品のアレルギー表示がされるようになってきましたが、スーパーの売り場の作り方や、店員の知識など改善が要求されている部分はたくさんあると思います。
 
より多くの方が、アレルギーは他人事だと思わずに、もし自分が「アレルギー患者」になった時の生活を、社会を、一度でいいので考えて頂けたらと思っています。

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