今回は、玄米菜食にこだわり、動物性原材料や化学調味料を一切使用せず、旬の野菜を使い素材の味を引き出す料理を提供する「米の子」をご紹介します。

東京の西荻窪の駅から徒歩5分と近く、山小屋や古民家を思わせるようなこじんまりとした店内にはお子様連れや年配の方など様々な客層がいらっしゃいました。ひとりでも入りやすいアットホームな雰囲気です。

米の子では、卵、乳製品、えび、かに、魚、貝、いか、たこ、肉などの動物性食物、そばをメニューに一切使用せず、厨房への持ち込みもありません。

ランチは

ランチメニューは「大豆たん白の唐揚げ定食」、「もちきび入り焼き餃子定食」、「野菜の煮物定食」、「旬菜ステーキ定食(7種類の野菜のステーキ)」の4種。
「大豆たん白の唐揚げ定食」と「旬菜ステーキ定食」は小麦粉不使用の定番メニューです。
使用するお野菜は時期によって異なり、すべてに具だくさんお味噌汁と玄米ご飯、副菜2品、お漬物がつきます。副菜の小鉢は季節によって内容が異なりますが、大体4～5品ほどの中から、選ぶこともできます。
小鉢やデザートなどにくるみや落花生、果物を使う場合もありますが、事前にお伝えすれば除去対応は可能です。
ただし、味噌や醤油などの味付けで大豆を使う料理においては、対応出来ないこともあります。

玄米は、秋田県産の有機栽培あきたこまちを使用。玄米ご飯はお値段は変わらず、小盛り(約90g)、普通盛り(約140g)、大盛り(約200g)からお選びいただけます。
契約農家から仕入れる野菜は、なるべく無農薬・無化学肥料のものを心掛けています。

「大豆たん白の唐揚げ定食」

小麦を使用せず大豆たんぱく（大豆ミート）だけで作られた唐揚げです。動物性食品不使用とは思えないほどジューシーで食べ応えがありました。少し濃いめの味付けなのでご飯が進みます。副菜のお野菜は素材の味がよく出ていています。


 

「玄米豆乳アイスクリームショコラ」

ランチセットにはプラス300円で自家製デザートがつけられます。「黒蜜寒天」と「玄米豆乳アイスクリームショコラ」があり、イレギュラーでパウンドケーキや食材入荷状況によりかぼちゃプリンなどもあるそうです。

砂糖、乳製品、卵、ナッツ類不使用のチョコレートアイスです。砂糖の代わりにメープルシロップと米飴を使用しています。 
アイスの中には固めに炊いた玄米がそのまま入っておりプチプチした食感が楽しめます。チョコレートは濃厚でほどよい甘みが丁度よく感じます。 

夜は

夜はお酒も提供しており、居酒屋感覚でも利用できます。
女子会、誕生日会などのお集まりには、予算やアレルギー、好み等にあわせてご予約時にお客様と相談してコースメニューを決めているとのこと。基本的には3,500円～になりますが、低予算を希望される場合は品目数を減らすなどした予算内での対応も可能。すでに料理内容が決まっている宴会メニューもありますので、詳しくはホームページをご覧ください。

「米の子」では、卵、乳、えび、かに、魚介類、肉といった動物性原料の使用はなく、厨房への持ち込みもありませんが、小麦粉、米、大豆、落花生、ツリーナッツを使用した料理を同厨房内で作られています。
小麦粉、米、大豆、落花生、ツリーナッツの混入の可能性はありますので、微量に反応されるかたは留意の上、利用をご検討下さい。