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乳製品アレルギーの患者に対する「使用上の注意」(抗インフルエンザウイルス剤)

2016.01.09

投稿者
クミタス


こちら「乳製品アレルギーの患者に対する注意喚起(抗インフルエンザウイルス剤)」 http://www.kumitasu.com/contents/hyoji/801
でもご紹介した、乳蛋白を含む乳糖水和物を含む抗インフルエンザウイルス剤
①リレンザ(一般名称:ザナミビル水和物)
②イナビル吸入粉末剤20mg(一般名称:ラニナミビルオクタン酸エステル水和物吸入粉末剤)
について、2015年7月17日付で添付文書の改訂(乳製品アレルギーの患者に対する注意喚起)について評価中でしたが、平成27年8月6日に当該医薬品の「使用上の注意」の改訂しております。

使用上の注意
[慎 重 投 与] 乳製品に対して過敏症の既往歴のある患者
[重要な基本的注意]本剤は、夾雑物として乳蛋白を含む乳糖水和物を使用しており,乳製品に対して過敏症の既往歴のある患者に投与した際にアナフィラキシーがあらわれたとの報告があるので、投与に際しては十分に注意すること。

出典:医薬品・医療機器等安全性情報No.329 
乳製品に対して過敏症の既往歴のある患者への投与について
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/0000108770.pdf

また、アナフィラキシーの発生に際しての留意点として以下を挙げています。
・接種後30分程度は、被接種者の状態を十分に観察すること
・アナフィラキシーと思われる症状が認められた場合には、適切な処置を行うこと
・接種後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡し、診察を受ける

尚、接種後に症状出現した例では、目のかゆみ、眼球充血、まぶた腫脹、顔の発赤、顔面紅潮、咳、喘鳴、喘息、呼吸困難、悪心、嘔吐、下痢といった症状の報告があり、卵アレルギー、牛乳アレルギー、牛乳によるアナフィラキシーショックのアレルギー歴のある10歳未満男子でリレンザ10mg1日2回、アセトアミノフェン200mg併用の投与開始翌日の下痢症状に始まり呼吸苦、顔面紅潮、咳嗽(がいそう)、悪心、嘔吐症状出現した例も報告されておりますので、接種30分後以降も状態を観察できると尚望ましいでしょう。

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