1. クミタス記事
  2. クミタス記事詳細

読み物

妊娠期に特に必要な栄養素

2014.06.14

投稿者
クミタス

全体的な栄養摂取状況として、特に、脂質・蛋白質過剰、ビタミンA過剰である一方、鉄分は不足傾向にある栄養素の1つです。
妊娠期にはバランスのよい栄養摂取を心がけるとともに、妊娠期に特に必要な栄養素を意識し、食事ができることが望ましいですね。
 
●葉酸
・細胞の分裂や成長に欠かせず、胎児においては、脳の発育を助けたり、神経を作る働きがあります
・葉酸を必要十分な量を摂取することで、神経管欠損症(NTD)や先天奇形の罹患率が下がるとも言われています
・胎児の脳は妊娠6週目くらいまでには完成するため、まだ妊娠に気が付かないことも多いのですが、妊娠前の準備段階から葉酸を補給しておく必要があります
~葉酸が多く含まれる食品例
からし菜、みずかけ菜、なば菜、グリーンアスパラガス、しゅんぎく、ブロッコリー、たか菜、いちご、かぼちゃ、パパイヤ、カリフラワー、マンゴー、アボカド、ささげなど
 
●亜鉛
・母体に亜鉛が足りない状態では、低身長、低体重などのリスクが出てきます
・亜鉛は産後も重要で、初乳には多くの亜鉛が含まれ、免疫力の維持にも大きな役割を果たしています
厚生労働省の亜鉛の推奨量も、妊婦の付加量が +1 mgであるのに対し、授乳婦では +3 mgとなっています
~亜鉛が多く含まれる食品例
牡蠣、牛肉、卵黄、チーズ、干しエビ、のり、アーモンド、ピーナッツなど
 
●鉄
・妊娠中は、胎児にも酸素を送る必要があるため、酸素運搬に必要な赤血球の働きが大切になり、妊娠期の赤血球量は20~30%増大すると言われています
・貧血状態では酸素の運搬能の低下以外にも、 イライラ、うつ、立ちくらみ、頭痛、肩こりなどの不快症状が現れるので、鉄は妊娠期には重要なミネラルです
厚生労働省の摂取基準では、妊娠初期では +2.5 mg、妊娠中期では +15㎎、授乳中では、+2.5 mgとなっています
~鉄が多く含まれる食品例
ひじき、あさり、のり、ごま、切干大根、昆布、パセリ、あずき、わかめ、卵黄、しじみ、はまぐりなど
 
●カルシウム、マグネシウム
・胎児の骨を作るために母体のカルシウム量が減少し、骨粗鬆症になりやすくなります。
・カルシウムの吸収には、マグネシウムも必須なため、カルシウムを摂る場合には、マグネシウムも意識してください。
一般にカルシウム:マグネシウムが、2:1と言われています(比率については諸説あります)。
~カルシウムが多く含まれる食品例
サクラエビ、チーズ、しらす干し、いかなご、あゆ、わかさぎ、いわし、ししゃもなど
~マグネシウムが多く含まれる食品例
のり、ひじき、こんぶ、ごま、コーヒー、小麦胚芽、アーモンド、カシューナッツなど
 
●ビタミンB6、ビタミンB12
・ビタミンB群では、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12 が赤血球の形成に必要です。
・つわりなどの予防にはビタミンB6が役立ちます
~ビタミンB6が多く含まれる食品例
マグロ・カツオなどの魚、肉類のレバー、大豆製品、ナッツ類、にんにく、バナナなど
~ビタミンB12が多く含まれる食品例
しじみ、赤貝、すじこ、あさり、ほっき貝、いくら、はまぐりなど

COMMENT COMMENT

    {genreName}

      {topics}