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酸化マグネシウム製剤 適正使用に関するお願い

2020.08.05

投稿者
クミタス

胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、胃下垂症、胃酸過多症を含む)、便秘症、尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防のために、酸化マグネシウム製剤を使用していて、高マグネシウム血症を発症し、重篤な症状を生じる場合があります。
酸化マグネシウム製剤(一例):マグミット細粒83%、マグミット錠200mg・250mg・330mg・500mg、重質酸化マグネシウム「ケンエー」、酸化マグネシウム「コザカイ・M」ほか

酸化マグネシウム製剤 適正使用に関するお願い ̶高マグネシウム血症̶
https://www.pmda.go.jp/files/000235889.pdf

ハイリスク者としては、長期間服用者、 腎障害のある患者さん 、高齢の患者さん、 便秘症の患者さんが挙げられています。
ハイリスク者の方は特に、漫然とした処方を避け、必要最小限にとどめ、長期服用している方においては定期的に血清マグネシウム値を測定するなどご留意のうえ、吐き気、嘔吐、立ちくらみ、めまい、脈が遅くなる、 皮膚が赤くなる、力が入りにくくなる、体がだるい、 傾眠(眠気でぼんやりする、うとうとする)といった症状を自覚した方におきましては、意識がもうろうとしたり、心停止に至る場合もありますので、早めに受診しましょう。

Author クミタスさん

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